究極のエコカー「新型MIRAI」フルモデルチェンジして発売 トヨタ
トヨタ自動車は9日、究極のエコカーと注目されている「新型MIRAI」をフルモデルチェンジして発売しました。 新型MIRAIは、水素を燃料として電気をつくり水と空気を排出する燃料電池車で、見た目だけでなく中身も大幅に刷新。 トヨタ自動車チーフエンジニアの田中義和さんは「素直にかっこいいと思っていただける車、上品で落ち着きある内装と質感を目指しました」と話していました。 課題とされていた航続距離も、水素タンクを増やしたことで3割向上し約850キロに。東京から大阪へも安心して移動できるスペックに生まれ変わりました。 また究極のエコカーと言われるゆえん、二酸化炭素を排出しない点はさらに進化。走行中に二酸化炭素を排出しないだけでなく、吸い込んだ空気を特殊なフィルターでよりきれいにするため、走れば走るほど空気をきれいにしていくといいます。 田中さんは「水素はなじみがないエネルギー。MIRAIがスタートとなって水素社会がより広がる。そういう形になると思います」と力を込めました。 新型MIRAIの価格は710万円からで、すでに約500台の受注が入っているということです。