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コロナ感染怖いのに「教室にきてください」外国人語学講師の悩み 「お金は大事ですが、健康の方が大事」

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英会話の勉強の必要性が浸透しつつある日本。しかしその裏で、語学講師の多くは「フリーランス(個人事業主)」などと不安定な立場で働くことを余儀なくされています。外国人の労働相談の窓口には、コロナ禍で語学講師からの相談が急増しました。彼らの本音から、日本社会のひずみの一端が見えるかもしれません。ある語学講師から寄せられた不安について、POSSEの岩橋誠さんと「やさしい日本語」で考えました。 【イラスト】「仕事ない」「家賃払えない」そんなときに使える「住居確保給付金」って? やさしい解説

オンラインで授業したいです

こんにちは。POSSEの岩橋誠です。今回は、「英会話学校」の先生からの相談です。緊急事態宣言が終わりました。でも、コロナウイルスが怖いので、会社に行きたくないという人もいます。今日はそのような相談者です。 【悩み】アメリカ出身、女性、アレックサンドラさん 私はアメリカの大学で日本の木版画を勉強して、日本に興味を持ちました。 日本で働きたいと思って、アメリカに居たときに、インターネットで仕事を見つけました。2019年の10月に東京に来ました。仕事は、英会話学校で先生をしています。子供や大人に、マンツーマンやグループのレッスンをしています。 給料は、毎月18万円くらいもらっていました。でも私は「フリーランス」でした。「フリーランス」は会社の社員ではなく、自分で仕事をしている人です。日本に来るときに、私は「フリーランス」を選びました。でも、社員と何が違うのかよくわからなかったです。フリーランスなので、健康保険は、自分で入らなければいけませんでした。給料はレッスンをしたときだけしか、もらえません。自分で休みにしたときは、レッスン1回につき、500円の「罰金」がありました。 そして、2月から、コロナウイルスが広がりました。私は「ぜんそく」の病気があります。だから、コロナウイルスになると、病気がひどくなるかもしれないので、心配でした。 レッスンをするときは、私は生徒と近いところで話をします。教室はドアをしめています。窓がない教室もありました。ウイルスにうつりやすい「3密」のような場所です。 教室に来る生徒も少なくなりました。3月は給料が8万円しかもらえませんでした。家賃を払うと、2万円しか残りませんでした。 5月はすべてのレッスンが休みになりました。6月からレッスンがまた始まりました。会社はユーカリを教室に置きました。会社は「ユーカリはウイルスをなくす効果がある」と言います。でも、私はユーカリでコロナウイルスがなくなることはないと思いました。 教室で教えることは、コロナウイルスにうつるかもしれないので、怖いです。私は、英会話学校で、オンラインの授業をしています。だから会社に「私は、自分の家でオンラインで、レッスンをさせてほしいです」とお願いしました。でも、会社は「それはダメです。オンラインのレッスンでも、教室まで来てください」と言いました。 なぜ家でオンラインのレッスンができないのか、私は理由がわかりません。お金は大事ですが、自分の健康のほうが大事です。どうすればいいですか。

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