【NBA】グリズリーズ河村勇輝がハイライトプレー連発!3本の3ポイントシュートを含む10得点7アシストで2Way契約昇格に猛アピール
絶妙なアシストに加えて2桁得点と存在感を発揮
グリズリーズの河村勇輝が現地14日、ペイサーズとのプレシーズンゲームに出場。25分21秒のプレータイムで3ポイントシュート3本成功を含む10得点チームトップの7アシストと活躍し、120-116での勝利に貢献している。 ベンチスタートの河村は第1クォーター残り6分2秒にコートインすると、残り1分36秒にはドライブしたルーク・ケナードのキックアウトからのパスを受け、この試合初得点となる3ポイントシュートを沈める。そして残り38秒には、ゴール下でノーマークになっていた注目新人ザック・イディーにノールックパスを通して、イディーのダンクを演出。NBAの公式SNSに取り上げるプレーで会場を沸かせた。 第1クォーターからいきなり爪痕を残した河村は、第2クォーターにはペイサーズの主力ガード、アンドリュー・ネムハードに後ろからボールをはたかれワンマン速攻を許してしまったが、直後にはザック・イディーのスクリーンを呼び、ズレを作ってプルアップスリーを沈める強心臓ぶりを見せた。 その後もプレータイムを与えられた河村は何度も味方のイージーシュートを演出。自身のドライブに合わせてゴールへカットするチームメートを見逃さず、ディフェンスが届かない位置へ的確にパスを送り続ける。目線のフェイクも織り交ぜジェイ・ハフのコーナースリーをお膳立てし、インサイドへ抜群のタイミングでパスを供給した。 第4クォーターも開始直後、ツーメンゲームから正確なロブパスでモージニャ・ペレイラのアリウープダンクを演出。さらに残り11分に45度の位置から3本目の3ポイントシュートを成功。また、残り3分9秒、2分25秒にはツーポゼッション連続でアシストを決めるなど、司令塔としてチームをけん引していた。 最後までコートに立ち続けた河村は25分のプレータイムを得て、7本中3本の3ポイントシュート成功を含む10得点7アシスト。ブルズ戦で不発だった3ポイントシュートでもしっかり結果を残した。ボールと人が連動するチームオフェンスを目指すグリズリーズに自身がフィットすることを証明し、複数の主力が欠場している状況で2Way契約昇格へ向けたアピールに成功した。
バスケット・カウント編集部