コスパは?「入園グッズ」の手作り、市販品、オーダーメイドのメリット・デメリット
幼稚園の願書提出時期も過ぎ、入園準備の文字がちらつきはじめている人も多いのでは? 園によって持ち物にも違いがありますが、レッスンバッグや上靴袋など、いわゆる「入園グッズ」と呼ばれるバッグや袋物の用意は必要になることが多いでしょう。 ひと昔前までは手作り派が多い印象だった入園グッズですが、今は“セミオーダー”タイプのものや、手作りっぽい市販品を利用する人も。今回は、手作り・市販品それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。
入園準備経験のあるママに聞いてみた!
まずは、筆者のまわりにいる入園準備経験のあるママたちに、子どもの入園準備グッズを「手作りした」か「市販のものを購入した」か、アンケートを取ってみました。それぞれに、その方法を選択したことについて理由があり、「なるほどな」と感心する意見も。 それぞれの意見を見ていきましょう。 <手作り派> 「自分が子どもの頃、レッスンバッグや上靴袋を母親に作ってもらった記憶があるので、私が作るのが当然なんだと思っていました。息子と一緒に手芸店で生地を選んで、結構楽しかったですよ」(30歳/5歳男の子のママ) <市販品派> 「仕事をしていることもあって、入園グッズを手作りしている時間がありませんでした。その代わりと言ってはなんですが、レッスンバッグも上靴袋もお弁当袋も子どもと一緒に買いに行って、子どもが欲しがったものを選びました」(32歳/4歳男の子のママ) 手作りと市販品の中間をいく“オーダーメイド”を選ぶママも。 <オーダーメイド派> 「わが家は、生地やデザインを選んで製作はお任せするという“オーダーメイド”の方法で用意しました。完全な既製品ではないので、オリジナル感もあってすごくよかったです」(35歳/6歳女の子のママ) では、それぞれのメリットをコスト面と合わせてチェックしていきましょう。
手作りは、アレンジもコストも自由自在
入園グッズを手作りするには、まず生地を選ぶところからスタートします。子どもの好きな柄が選べるのはもちろん、アップリケなどを活用してアレンジできるのも手作りのいいところです。 既製品とは違い世界に一つだけの入園グッズなので、子どもも一目で自分のものだとわかり、行方不明になったり、お友だちが間違って持って帰ったりする心配も少ないでしょう。 さらに手作りの場合、特別なこだわりがなければとことん費用を抑えることも可能。家に余っている生地や、知り合いにもらった生地を使う場合は材料費がほぼゼロになるので、入園グッズにかかるコストをグンと抑えることができるでしょう。 逆に、素材やデザインにいろいろこだわると市販品よりコストがかかってしまう場合も。またミシンが必要だったり裁縫のスキルが必要だったりと、手作りならではのハードルがあるのも事実です。 手作りキットなども販売されているので、ハンドメイドに不慣れな人は、必要な材料がワンパッケージなっていて作り方のマニュアルも付いているキットを使ってみるのもいいかもしれませんね。