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インテル、産業用IoTプロセッサーと各種産業向けソフトウェアパッケージを発表

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ZDNet Japan

 Intelは、製造業向けのオンラインイベント「Intel Industrial Summit 2020」で新しい産業用IoTプロセッサー2種と、特定のユースケースを想定したエッジコンピューティング向けにハードウェアおよびソフトウェアのリファレンスデザインを発表した。  第11世代の「Core」プロセッサーおよび「Atom x6000E」シリーズのプロセッサーは、エッジアプリケーションにおける演算能力向上を目指している。Intelは、小売り、工業、予測分析、コンピュータービジョン向けに、ユースケースごとのリファレンスデザインやカスタマイゼーションツール、再使用可能なコンテナーパッケージを含む「Edge Software Hub」についても概略を示した。  IntelのIoTグループ担当バイスプレジデントJohn Healy氏によると、コンピュータービジョンと推論技術により、新しいアプリケーションが実現されようとしており、「エッジにおけるキラーアプリ」になったという。  「エッジとビジョンのワークロードにAI(人工知能)がもたらすビジネスインパクトは、驚異的な成長分野だ」とHealy氏は言う。  Intelは、5G(第5世代移動体通信システム)によって実現される産業用IoTのエコシステム構築を目指している。Qualcommは、エッジコンピューティング用プロセッサーと5G接続対応のハードウェアリファレンスデザインを発表した。Intelの場合は、それよりも、5Gプライベートネットワークの導入と、公共のネットワークでの使用が主軸となる。  Healy氏はIntelの産業用IoT戦略について、迅速に導入してユースケースごとに調整できるパッケージの開発が中心だとも述べている。同氏は「リファレンスデザイン、ツール、アクセラレーション、アプリケーション、接続性を備えた完全なアセットスタックと考えてもらいたい」と述べ、Intelは一貫性のあるエッジ開発者体験を作ろうとしていると言い添えた。  Intelには、エッジコンピューティング向けの新たな設計に関わる200社以上の早期アクセスパートナーがいる。  IntelのAtom x6000Eシリーズは、コンパクトなフォームファクターでグラフィックとメディアを処理できるように設計されている。以下がその詳細の一部だ。 I/Oの改善で旧世代と比べて性能が最大20倍向上 16基または32基の実行ユニット(EU)を備えた「Intel UHD Graphics」 動画のエンコード/デコード処理が向上し、3台のディスプレイに高精細な映像を出力可能 内蔵の2.5GbEネットワーキングを介した「Intel Time Coordinated Computing」 「Windows 10 Pro」をサポートする16GバイトのLPDDR4-3200メモリー  Siemensは、Siemens Nanobox「SIMATIC IPC227G」とNanopanel PC「 SIMATIC IPC277」システムにAtom x6000E Seriesを採用する。  第11世代のCoreプロセッサーシリーズは、全体的に「Tiger Lake」と共通する仕様も多いが、動作温度範囲の拡大、保護ツール、リアルタイムのネットワーキングとコンピューティングなど、IoT向けの改良点も多い。以下がその詳細だ。 「Thunderbolt 4」(USB4)および「PCIe Gen4」 7~12Wまたは15~28Wの範囲で熱設計電力(TDP)を設定できる4コア 96EUの「Intel Iris X」グラフィックス 4台のディスプレイ4台に映像出力可能 「Windows 10 IoT Enterprise」、Linux、「VxWorks」「KVM」などのOSをサポート この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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