180センチの大型スラッガーに1年生4番の強打者 東東京の強豪・東海大高輪台の逸材たち
甲子園出場を目指し、激戦区・東東京で奮闘する強豪・東海大高輪台。投手陣にはヤクルトジュニア、さらに最速142キロを計測する剛腕など力のある選手たちが揃い踏みとなっている。 【動画】142キロ右腕など今年は三羽烏が引っ張る!東海大高輪台に密着 野手陣は旧チームからの経験者など、能力のある選手が主力として活躍している。 中心打者であり、今年のチームの顔である主将・宮田 伝蔵内野手(2年)は1年秋から二塁手としてレギュラーを任されている。新チームからは遊撃手として活躍。バッティングでは俊足を生かした多彩な攻撃と攻守の要である。 また人望も厚く、主将としてうまくチームをまとめ上げている宮田を支える形で、副主将には180センチ、78キロとがっちりとした大型スラッガー山岸 温生内野手(2年)がいる。 力強いスイングが光る強打者で、秋季大会でも中軸を任された。さらに遠投は105メートルで、50メートル走6.1秒と身体能力も高く、首脳陣も期待している。 もう1人の副主将、福島 颯太外野手(2年)は168センチ、68キロと小柄ながらも、ホームランを放つパンチ力がある。加えて50メートル走6.2秒の脚力もあり、ポテンシャルは高い。 1年生に目を向けると、4番に抜擢されている期待のスラッガー、鯨井 稜眞捕手と大城 琉空外野手が主力に座る。 鯨井はがっちりとした体格をフルに生かした鋭いスイングで、強烈な打球を飛ばす。既に1本塁打を記録。今後さらに増えていく可能性を秘めている。 大城は、1番打者としてチームのリードオフマンを務める。50メートル走6.23秒を記録し、塁上でも相手にプレッシャーをかける。 スラッガーが多い東海大高輪台。春はブロック予選からスタートだが、投打ともに充実の戦力で勝ち上がるのを楽しみにしたい。