受講待機者1万5698人…世界を席巻する「ハングル・韓国語学習」ブーム
【10月16日 KOREA WAVE】北海道旭川市のカフェでは、店員が韓国語で注文を受ける場面が見られるという。 フランスのパリやイタリアのローマなど、主要都市の韓国文化院に設置された韓国語講座には、多くの受講希望者が押し寄せ、大勢が待機リストに登録されている。 地方都市では、韓国語の家庭教師を探したり、YouTubeを通じて独学で学ぶ人も少なくない。 韓国政府はこの潮流に応え、韓国語教育の拠点である「世宗(セジョン)学堂」の拡大を進めている。 文化体育観光省によると、2007年に3カ国13カ所、740人の受講者からスタートした世宗学堂は、2024年には88カ国256カ所にまで拡大し、受講者数は21万人に達した。 現在、世宗学堂の受講待機者は1万5698人に上る。 さらに、2027年までに世宗学堂の数を300カ所に増やし、オンライン学習プラットフォーム「リモート世宗学堂」も導入する。 また、韓国語能力試験の実施拠点も増やし、日本では抽選で受験者を選ぶという状況を改善するため、試験会場を現在の50カ所から100カ所に増やし、オンラインでの試験も可能にする。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE