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「ボッタスは完全に無罪だ」とF1トスカーナGPのクラッシュを審議した競技委員

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先週末に2020年F1第9戦トスカーナGPが開催されたムジェロ・サーキットで競技委員を務めた元F1ドライバーのミカ・サロが、母国フィンランド出身の後輩ドライバーであるバルテリ・ボッタス(メルセデス)を擁護した。 ●【決勝レース結果】2020年F1第9戦トスカーナGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数 トスカーナGP決勝はスタート直後に数台がからむアクシデントが発生してセーフティカーが導入される展開となった。そしてそのセーフティカーがピットロードに戻り、いよいよレース再開かと思われたときに中団グループで多重クラッシュが発生。レースはこれによって赤旗中断となってしまっていた。 何人かのドライバーは、このクラッシュが起きたのはセーフティカーがピットロードに入ろうとしていたにもかかわらずボッタスがあまりにも低速での走行を続けていたためだと批判していた。 F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は最終的にこのクラッシュの原因を作ったとして12名のドライバーに対して“警告処分”を申し渡したが、ボッタスに関しては何のおとがめもなかった。 このレースで競技委員を務めていたサロは、そのクラッシュに関する審議についてフィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』次のように語った。 「長時間かかったよ」 「クラッシュした全員のデータに目を通す必要があった。誰がアクセルを踏んだのか、そして誰がそうしなかったのかを見極めるためにね」 「データを見たとき、バルテリは何も間違ったことをしていなかったことが分かった。彼はアクセルを一定に踏んでおり、ブレーキはかけていなかった。それはルイス・ハミルトン(メルセデス)も同じだったよ」 「アクセルを踏んだりブレーキをかけたりしたのは彼らの後ろにいた者たちだった。そしてルールにはセーフティカーの後ろにいるときにはそういうことをしてはならないと書かれている」 さらに、最も責任が重いと思われるドライバーにより厳しいペナルティーを科すことは考えなかったのかと質問されたサロは次のように答えた。 「いや、誰にもペナルティーは与えなかった。しかし、彼らは全員が有罪だったんだ。先頭にいた2人以外はね」 ちなみに、F1では何らかのルール違反を犯したり、危険な走行によりクラッシュを起こしたりしたドライバーなどにはグリッド降格やタイム加算などの処分に加え、その重要度に応じたペナルティーポイントが与えられることになっており、過去1年間のペナルティーポイントが12ポイントに達した場合にはその次のレースの出走が禁止されることになっている。 また、競技ルールには具体的定められていないものの、ドライバーとして本来行ってはならない行為を働いたような場合には上記のペナルティーではなく“戒告処分”が与えられることもある。同一シーズンに3回目の戒告を受けたドライバーはその次のレースで10グリッド降格処分が与えられることになっている。 一方、今回12人のドライバーに与えられた“警告”というのは、あくまでも注意が与えられたということであり、ペナルティーは伴わないものだ。 1999年にフェラーリでドライバーを務めたことがあるサロは、本当であればレース後に催されたフェラーリの1000レース目を祝うパーティーに参加する予定だったという。 だが、レース後の審議に非常に時間がかかったためにそのパーティーに出ることができなかったと明かしたサロは「すごく遅くまでかかったから、その時間がなかったんだ。だけど、素晴らしかったようだね」と語ると、笑いながら次のように付け加えた。 「僕は写真を見たよ」

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