【日本導入は2021年第2四半期】新型ベンテイガ・スピード 販売価格発表 3261万5000円
究極のベンテイガ
ベントレーモーターズジャパンは、2020年11月25日、新型ベンテイガ・スピードの日本での販売価格を3261万5000円と発表した。 【写真】思わず二度見 威風堂々SUV【5選】 (258枚) 2020年8月にグローバルで発表されたベンテイガシリーズの最高峰に君臨するベンテイガ・スピードには、クルー本社でハンドビルドされるベンテイガ・スピードにはW12エンジンが搭載され、マリナードライビングスペシフィケーションをはじめ、豪華装備の多くが標準装備される。 「スピード」というネーミングは2007年のコンチネンタルGTで初めて登場した。「ベンテイガ・スピードには、歴代の『スピード』モデルの伝統と先代ベンテイガ・スピードの圧倒的性能が受け継がれている」という。2018年、過酷なレースとして知られるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦した先代モデルは、量産SUVの新記録を樹立し、その性能を証明した。 新型ベンテイガのデザイン一新に伴い、新型ベンテイガ・スピードにも同様のデザインを採用し、全ラインアップにおけるベントレーのデザインDNAの統一を図った。また、ベントレー最新の車載テクノロジーを搭載し、キャビンの快適性も向上するなど、外見だけでなく中身も大幅に進化させた。
6.0L W12エンジンは635psを発揮
新型ベンテイガ・スピードは、6.0L W12ツインターボチャージャーが最高出力635PSを発揮。 最大トルクは91.8kg-m、1500rpmから5000rpmにかけて発生する分厚いトルクが、「エフォートレスな加速」を可能にする。このW12エンジンは熟練の職人により手組みされ、エンジンの製作だけで、1台のベンテイガ・スピードの完成に必要な総作業時間の約10分の1が費やされる。 最高速度は306km/hにアップし、0-100km/h加速は3.9秒を実現。また、複雑なレイアウトのW12で気筒休止を効果的に行うため、エンジンコントロールユニットが状況に応じて片側バンクの6気筒すべてを停止させる。 さらに、吸排気センサーからのデータに基づいてA/Bバンクを切り替えることにより、シリンダーと触媒コンバーターの温度低下を最小限に抑え、排出ガスの一時的な増加を回避することで、二酸化炭素排出量の低減だけでなく、アクセル半開での巡航時における燃費向上にもつながる。