恒例!解説者12人 2021シーズン順位予想【セ・リーグ編】
真中満「Sは強打線を形成Aクラスが狙える」
巨人はやはり、菅野智之の残留、井納翔一と梶谷隆幸の補強が大きいですよね。レギュラー争いもし烈になって、相乗効果も含めて非常に戦力が充実していると思います。2位の阪神は投手力がある。ルーキーの佐藤輝明も逆方向に飛ばせる打者なので、得点力も上積みが期待できます。 3位はヤクルト。僕が仕事がしやすいってのもありますけど(笑)。田口麗斗やバンデンハークを獲得し、フロントの本気も垣間見えます。打線は村上宗隆や青木宣親らを軸に安定し、中継ぎも良い。Aクラスを狙えると思います。4位のDeNAは、外国人頼みの打線がコロナ禍の影響で心配ですが、若い投手が出てくれば……。広島は大瀬良大地が間に合うとはいえ、投手層が薄い。中日も全体的に層が薄いので、故障者が一人でも出れば厳しいでしょう。 【予想順位】 1位 巨人 2位 阪神 3位 ヤクルト 4位 DeNA 5位 広島 6位 中日 PROFILE まなか・みつる●1993~2008年ヤクルト。俊足巧打の外野手で07年にはシーズン代打最多安打(31)の日本記録。15~17年にはヤクルト監督
週刊ベースボール