Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

栄養士が断言! 2020年、避けるべきダイエットメソッド

配信

ELLE ONLINE

研究機関「グッド・ハウスキーピング・インスティチュート」の登録栄養士(その他にも 理学修士、登録栄養士、腫瘍学スペシャリスト)ステファニー・サッソースさんに、避けた方がいいダイエット法を聞いた。

2020年避けるべきダイエット/ケトジェニックダイエット

もっともヘルシーなダイエットとしてここ数年注目を浴びている地中海式ダイエットのように、ケトジェニックダイエットも結果が期待できるダイエットのひとつとして世間に認知されている。(その食事プランが物議を醸しているけれど)   多くの健康のプロたちは、このメソッドの効果が、そもそもなぜこのダイエットが開発されたのかというところに集約されていることを理解している。面白いことにケトジェニックダイエットは、おもに小児てんかんの治療の一環として開発されたのだとサッソースさんが教えてくれた。   知らない人のために簡単に説明すると、このダイエットは体をケトーシス(脂肪燃焼モード)の状態に追い込むため、ほとんどすべての脂肪分の少ないたんぱく質と炭水化物(果物、野菜、豆類も含む)を大幅に制限しなくてはならない。   サッソースさんは、栄養価の高い野菜やそのほかの複合炭水化物をカットすることで、ウエストラインが細くなるより、体がダメージを受ける可能性の高さを心配している。   「脳が機能するためには、炭水化物が大事なのです。炭水化物を完全にカットしてしまうと、思いもしなかったような支障が(体に)出てくるかもしれません。人間の体には炭水化物が必要なのです。毎日の食事から一定の食物群を完全排除するより、健康に良い炭水化物を適度に摂取すること、たんぱく質の摂取量に気をつけることの方が、よっぽど価値あることだと思います」   このダイエットで最初の数週間以内に体重(ほとんど体内の水分の重さ)が減るのには、科学的なからくりがあるとサッソースさんは言う。彼女がケトジェニックダイエットで評価している部分は、糖類に意識を向けられることだそう。   「このダイエットではキャンディーや甘いものから遠ざかれるのでよいのですが、実際は人間の体は天然の糖を必要とします。りんごやエゼキエルブレッド(発芽小麦のパン)、ファッロ、キヌア、豆類などは、天然の糖と複合炭水化物が含まれている、健康的でバランスがとれた食品です」   そして長期間炭水化物を避けるのも、ほとんどの人にとって体に良くない行為だと言う。ケトジェニックダイエットは失敗すれば逆に体重が増加したり、脂への過剰依存による副作用が長期間続く恐れがあるとサッソースさん。   「もしあなたが普通に健康体で突然ベーコンやバターや赤身肉を食べるようになったら、心臓や心血管系全体に悪影響を及ぼすでしょう」と続ける。   体重の増減や継続的なダイエットで体重がのちのち戻るといったことが続くと、(若者やティーンエージャーの間でとくに)精神的に深刻なダメージを受けるだけでなく、寿命も縮むかもしれないという。ケトジェニックダイエットの批判者は、ダイエットをやめた途端に体重が戻ることをいちばんの問題としている。

【関連記事】