2024年3月、大分県大分市のアパートで2歳の女の子を窒息死させたとして逮捕・起訴された男の裁判員裁判は13日、大分地裁で判決公判が行われ被告の男に、懲役7年の実刑判決が言い渡されました。 【写真を見る】同居していた交際相手の2歳の娘に暴行を加え窒息死させた無職の男（25）に懲役7年の実刑判決　大分 傷害致死の罪で実刑判決を受けたのは宇佐市の無職井口翔太被告25歳です。

大分地方裁判所

判決によりますと井口被告は2024年3月当時住んでいた大分市のアパートで、同居していた交際相手の娘である2歳の松永侑芽ちゃんを抱え込み、顔面に自分の右腕を押し付けるなどの暴行を加え窒息死させたとされています。 大分地裁で行われた裁判員裁判の判決公判で辛島靖崇裁判長は「被告は被害者が言いつけを守らなかったことなどに怒りを募らせおとなしくさせようとして今回の犯行に及んだ。また、被告は同居を始めたころから日常的に被害者に暴力を振るっていて犯意が一時的とはいえない」と指摘。 求刑通り、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。