「心地よい酔いだ」佐藤二朗、宮沢りえ主演舞台の打ち上げで旨い酒が飲めた“出演だけではない”理由
《酔ってる。でも、一年に一度あるかないかの、心地よい酔いだ》 11月17日、Xにこう投稿していたのは佐藤二朗。この日は、自身が主宰する劇団の舞台『そのいのち』東京公演の最終日だった。 【写真】「心地よい酔いだ」気心知れた俳優仲間と三茶で飲んでいた佐藤二郎 「舞台は12年ぶりに佐藤さんが書き下ろした新作で、主演は宮沢りえさんが務めています。物語は、宮沢さん演じる介護ヘルパーとその雇用主である障がいのある女性との関係性が“あること”をきっかけに変化していくというもの。佐藤さんが脚本を書き上げた際、プロデューサーに“宮沢さんで”とお願いしたところ、快諾してもらえたそうです」(スポーツ紙記者) ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズに出演するなど、コメディーのイメージが強い佐藤だが、シリアスな役柄も多数演じている。 佐藤が原作、脚本、監督を務めて2021年に公開された映画『はるヲうるひと』では、凶暴な売春宿の主人役を演じていた。女性を殴り「おまえさ、さすがに女に暴力は振るわないとか思ってんじゃないの?」と話す威圧感のある演技には圧倒される人も多かった。 「『勇者ヨシヒコ』に出演していた人とは、まったくの別人ではないのかと思うほど。今年に公開された映画『あんのこと』では、人情味あふれる刑事役を好演していました」(映画ライター) 冒頭の投稿をした数時間前、佐藤の姿は東京・世田谷区の三軒茶屋にあった。 「公演後、舞台の関係者たちと居酒屋で打ち上げをしていたようでした。かなり早い時間から飲んでいて、午後6時過ぎにはお店を出てタクシーに乗っていきました。帰りがけには店員さんにお願いされた写真撮影にも気さくに応じていましたよ」(居合わせた客)
山田孝之や宮沢りえも出演する
そこには、佐藤と仲のいい俳優たちの姿もあり、舞台『そのいのち』に出演している本間剛、今藤洋子、そして笹野鈴々音もいたという。 東京公演の千秋楽を無事に終え、ホッとひと息ついた佐藤。仲間たちと夜の街に繰り出したよう。いい酒を飲めたのには、こんな理由もあったようだ。 「一緒にいた3人は、佐藤さんが主宰する劇団の常連俳優たちです。本間さんは、佐藤さんが劇団を立ち上げたころからの付き合いで、今藤さんと笹野さんは2009年の舞台『はるヲうるひと』と、その映画版にも出演されています。佐藤さんが手がける映画や舞台には、山田孝之さんや宮沢りえさんといったビッグネームが出演しますが、その脇をきっちりと固めるのは、3人のような実力を持った俳優たち。東京公演を無事に終えた達成感に包まれながら、信頼できる仲間と大好きな酒を飲む楽しい時間だったのでしょう」(演劇関係者) 舞台は、兵庫県での地方公演を終え、残すは11月28日の宮城県のみ。その夜は仙台の街で、どんちゃん騒ぎが繰り広げられるかも!?