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韓国系カナダ人女優サンドラ・オーが「イギリスのTV界は多様性の点で遅れている」と発言

配信

ハーパーズ バザー・オンライン

 女優のサンドラ・オーがTV界の多様性について、イギリスはアメリカよりだいぶ遅れていると語った。  ゴールデン・グローブ賞を受賞したサンドラは、撮影現場にアジア人女性は自分だけということがよくあり、BBCのヒットシリーズ『キリング・イヴ/Killing Eve』の撮影中は、自分以外は白人が75人いたこともあったと『リトル・ファイアー~彼女たちの秘密』の女優ケリー・ワシントンに語った。 【写真】ガガもリアーナも!人種差別に怒りと悲しみの声を上げた21人のセレブたち 「私が唯一のアジア人女性だという状況には慣れた」と、『Variety』誌の『Actors on Actors』シリーズで語る彼女。 「イギリスは、はっきり言って遅れているわ。遅れている。撮影現場で私が唯一のアジア人だったというだけじゃない。変わることもあるし、誰かが来るとワクワクするんだけれど、カメラの反対側にいるスタッフの多様性の点でもイギリスはとても遅れている」 さらに「ほかのヨーロッパの国のことはわからないけれど。ちょっとね……私以外は白人が75人ということもあった。インディー作品で女性や有色人種と仕事することが多かった私のキャリアでは、そういうことはなかった」 「アメリカのTV界は必ずしも白人だけではなかったし。(イギリスでは)私が唯一のアジア人という環境がとても多いわ」と、続けた。

彼女は以前、『キリング・イヴ/Killing Eve』で自分が主人公の秘密諜報員イヴ・ポラストリ役を演じるなど考えられなかったと語っていた。なぜなら、自分のエージェントには、ルーツが韓国人だから仕事はないかもしれないと言われていたからだ。 「彼女(エージェント)が、『嘘は言わないけどいい?』と。すごく辛いことだったんだけれど、『本当のことを言うわね』と、彼女が言ったの。基本的には、『国に帰って、まず有名になりなさい。それから移行にトライしてみた方がいい。私にはほかにアジア人女優のクライアントがいるけど、もう3ヶ月間オーディションがない。あなたに何かしてあげられるかどうか、わからないわ』と、言われたの」と、『マリ・クレール』で振り返っていた。 それはサンドラをひどく落胆させる発言で、「私の心を粉々に砕いたわ。だって私は本当に一層懸命仕事してるし、自分の仕事が大好きだし、自分たちを人に見てもらうことがどれだけ大事かということがわかっているから。そうでしょう? でも、自分は否定されていることに気付くというのは、今でも本当に辛いことよ」と、加えていた。 だからこそ、それを乗り越えて今大成功を収めたことが一層嬉しいという。 「47歳でこういうことが起こったことに感謝しているわ。だって、こういう経験をするために私は自分自身を磨く努力を十分にしてきたのだから。それに、自分にとってはより意義深いことでもあるわ」

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK

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