【J1採点&寸評】福岡1-0鹿島|決勝弾を決めたアタッカーがMOM。CF抜擢のDFの評価は…
福岡――村上は終盤にビッグセーブ
[J1第5節]福岡1-0鹿島/3月17日/ベスト電器スタジアム 【チーム採点・寸評】 福岡 6.5 90分間を通しての集中力の高い守備が際立ったことに加え、機を見てすかさず攻撃に転ずる狙い通りの試合を展開。力の差を意識させられた時間帯もあったが、チーム力で鹿島の攻撃をしのいで2連勝を飾った。 【動画】金森のボレー弾で福岡が連勝! 鹿島戦ハイライト 【福岡|採点・寸評】 GK 31 村上昌謙 6.5 的確なコーチングで守備網を整備。終盤にはビッグセーブを見せて鹿島を零封。勝利に貢献した。 DF 3 エミル・サロモンソン 6.5 運動量豊富に上下動してサイドの主導権争いで奮闘。攻撃では貴重な決勝ゴールにつながるクロスを供給。 DF 5 宮 大樹 6.5 高さを生かして鹿島の攻撃を跳ね返した。終盤には決定的なシュートを身体を張って防いだ。 DF 13 志知孝明 6 スプリント回数でチーム1位、走行距離でチーム2位。攻守にわたって献身的なプレーが目立った。 DF 33 ドウグラス・グローリ 6 エヴェラウドを徹底マーク。持ち味である対人の強さを発揮して無失点勝利に貢献した。 MF 6 前 寛之 6 チームトップの運動量。中盤を広く動いて持ち味のボール奪取能力を発揮。チャンスの芽を摘んだ。 MF 15 カウエ 6(HT OUT) 前評判通りの中盤の守備能力の高さを見せ、鹿島の攻撃の芽を着実に積んだ。フル出場する日も近い。
福岡――攻撃のリズムを作った山岸は決勝点をアシスト
MF 29 吉岡雅和 6(HT OUT) サロモンソンと連係しながら、アグレッシブさを発揮してサイドの主導権争いで健闘した。 MF 16 石津大介 6.5(64分 OUT) 守備での献身性に加え、中へ絞ってボールを引き出して起点となり、チームのリズムを作った。 MF 7 重廣卓也 6.5(89分 OUT) 高い位置からボールを追って守備に貢献。後半は前と連係して中盤の守備を落ち着かせた。 FW 20 三國ケネディエブス 5.5(72分 OUT) DFながら本職ではない1トップでプレー。FWとしては物足りなさが残るも、全力プレーが好印象だった。 途中出場 MAN OF THE MATCH MF 37 金森健志 6.5(HT IN) 前節の徳島戦に続く2戦連発。見事なボレーシュートでチームに対鹿島15年ぶりの勝利をもたらす。 FW 11 山岸祐也 6.5(HT IN) 人を使って、人に使われる特長を生かして、勝負所で攻撃のリズムを作る。決勝ゴールをアシスト。 MF 19 田邉草民 6(64分IN) 勝負所での投入の期待に応えて攻撃面でリズムを作る。決勝ゴールの起点を作った。 DF 22 輪湖直樹 6(72分IN) どちらに転ぶか分からない難しい時間帯に登場。労を惜しまぬプレーで完封勝利に貢献した。 DF 4 カルロス・グティエレス -(89分IN) ゲームクローズのための守備固めとして登場。短い時間ながら集中力高くプレーした。 監督 長谷部茂利 6.5 鹿島相手に今季初の1トップを採用したことや、勝負所での選手交代に采配の妙が際立つ。