ジョコビッチ、ウィンブルドンのポイント無しに「今は順位を追いかけていない」<男子テニス>
ウィンブルドン
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は25日、第1シードで出場するN・ジョコビッチ(セルビア)の記者会見が行われ、今大会ではポイントが付与されないことについて「今はランキングを追いかけてはいない」と語った。 【画像】ジョコビッチ、ウィンブルドン優勝で芝を食べる 現在ウィンブルドンを3連覇中のジョコビッチは、これまで16度出場して計6度の優勝を誇る。 25日に行われた記者会見でジョコビッチは、今大会でポイントを獲得できないことについて「それほど影響はない」と述べた。 「正直なところ、自分よりも他の選手に影響が出るかもしれないね。ランキングのポイントが自分にとって重要ではない、とは言いたくない」 「最近まではそうじゃなかった。1位の最長記録を更新していた頃ほどには、今はランキングを追いかけてはいないんだ。それ以降、(ランキングは)自分にとって優先順位の高い重要なものではなくなったんだ」 「もちろん、この大会に出場している9割以上の選手と出場していない選手にとっては、ポイントの影響をより大きく受けることは理解している」 「今年は4,000ポイントを守るチャンスがなかった。オーストラリアで2,000ポイント、ここで2,000点。それはもちろん、僕のランキングに影響する。でも、今は優先順位が違うんだ。だからそれほど影響はない、と言える」 ジョコビッチは今大会、初戦で世界ランク75位のクォン・スンウ(韓国)と対戦する。同試合は大会初日のセンターコート第1試合に組まれ、日本時間27日21時半(現地27日13時半)より行われる。
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