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被災地をお菓子で笑顔に 「幸せ届けたい」 熊本県組合が1万個配布

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熊本日日新聞

 熊本県菓子工業組合(堤公一理事長、106社)は、人吉球磨など豪雨災害の被災地で菓子を配る活動を続けている。新型コロナウイルスの影響で売り上げが厳しい中、加盟社は「お菓子は人を笑顔にする」と商品に思いを託している。  被災地支援の呼び掛けで集まった菓子は約1万個。菊水堂(玉名市)はまんじゅうを千個、味屋製菓(熊本市南区)はせんべいを600袋、開懐世利[かわせり]六菓匠(同)は創作焼き菓子を1200個提供した。賞味期限の短いものから、人吉市や球磨村、八代市坂本町の避難所などに約7800個を届けた。  特に新型コロナの影響が大きいのは、空港やJR駅の売店を“主戦場”とする加盟社。今年は書き入れ時の夏休みや帰省シーズンにも、コロナで人の往来が制限され土産や贈答用の商品が売れない。「売り上げは昨年の3割ほどしかない」と福田屋(熊本市北区)。  それでも同社は、組合からの支援の呼び掛けにいち早く呼応。2018年の「ニッポン全国ご当地おやつランキング」でグランプリに輝いた「栗千里」などを3千個準備した。「販売の状況は厳しいが、それとこれとは別」と福田聖也社長(58)。「お菓子を届けて、被災したみなさんの気持ちが少しでも和んでもらえたら」とほほ笑む。

 菓子の寄贈は9月いっぱい続ける予定。組合は「熊本地震では全国から支援を頂いた。菓子屋として、お菓子が持つ力で幸せを届けたい」としている。(飛松佐和子)

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