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唐津の手書き提灯、灯絶やさず 井本さんが新工房 20日オープン デザイン、ペイントも

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佐賀新聞

 唐津市でデザインやペイントを手掛ける「ことぶき」代表の井本翔さん(23)が制作拠点となる工房を20日、同市唐房にオープンする。井本さんは作り手が減少している手書き提灯の制作も受け継いでいる。新工房では提灯絵付けにも力を入れ、「手書き提灯の灯は絶やさない」と意気込む。  幼少の頃から物作りが好きだった。唐津南高を卒業し、一度は就職したが、3年前、デザインやペイントに専念するために「ことぶき」を開業。店名は祖父の故福島資千(よしゆき)さんが木綿町で営んでいた靴店に由来する。祖父は唐津くんちの笛作りでも知られていた。  デザインはすべて独学。これまで、「カラツレオブラックス」や企業のロゴ、手描き看板などを制作、体育祭の法被絵付けはくんちの曳山(やま)をあしらったデザインで、高校生の人気を呼んでいる。  昨年12月、提灯も製造する木綿町の内山洋傘店から後継の話が持ち込まれた。唐津でも提灯店が減る中、技術や伝統を受け継ごうと決めた。福岡・八女から原型を取り寄せ、絵付けと組み立てを行う。お盆、くんち用や店の看板提灯のほか、名前や絵が入った完全オーダーまで幅広く扱う。家紋や文字など、光が透けないよう3回は塗り重ねる。  「唐津は城下町なので提灯が似合う。手書き提灯を唐津の伝統工芸に」と話す井本さん。「後々は学校に出向き、子どもたちに提灯の魅力を知ってもらえれば」とも語った。電話080(6423)2868。HPはQRコードから。

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