世界1位バーティ わずか63分で全豪OP4強「素晴らしい試合だった」<女子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのA・バーティ(オーストラリア)が第21シードのJ・ペグラ(アメリカ)を6-2, 6-0のストレートで破り、2020年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。 【全豪OP男女組み合わせ】 第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功した世界1位のバーティ。5本のサービスエースを決めると1度しかブレークチャンスを与えず。最後は3ゲーム連取に成功し先行する。 第2セットではファーストサービスが入った時に89パーセントの確率でポイントを獲得。12度のアンフォーストエラーを記録したペグラに1度もゲームを取られずに、わずか1時間3分で勝利した。 バーティは試合後の会見で「とてもエキサイティング。大きなタイトルのためにプレーする機会を得ることは、いつだって素敵なことだわ。今夜は素晴らしい試合だったし、次の試合も楽しみにしている」と語った。 「サーブもよかった。リターンゲームでは、彼女(ペグラ)にプレッシャーをかけることができたし、フォアハンドでコントロールできた場面もあった。全体的に見れば、今夜はかなりいいプレーができたと思う。ホームで準決勝を戦うチャンスがあるのだから、これ以上ないくらいに気合が入っているし、本当にワクワクしている」 勝利したバーティは準決勝で世界ランク51位のM・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは第4シードのB・クレチコバ(チェコ)を6-3, 6-2のストレートで破っての勝ち上がり。 一方、敗れたペグラは全豪オープン初のベスト4進出とはならなかった。