浜松開誠館、浜松東との同地区対決を5-0完封で制し清水桜が丘との準々決勝に進出
11月1日、 第99回全国高校サッカー選手権大会の静岡予選決勝トーナメントが開幕。決勝トーナメント1回戦、浜松東対浜松開誠館のカードは後半4点を奪った浜松開誠館が5-0で勝利、準々決勝進出を決めた。 【フォトギャラリー】浜松東 vs 浜松開誠館 ▽浜松東スターティングメンバー GK1本間仁 DF2太田椋 DF3伊東柊哉 DF4梅林佑多 MF6森航輝 MF7野原大和 MF8小田楓人 MF9竹内隆之佑 MF11鈴木杏飛 MF15鈴木知斗 FW10澤田心 ▽浜松開誠館スターティングメンバー GK21竹原慧翔 DF2鈴木雅那斗 DF4岡部直弥 DF13原田渉夢 DF14加藤大晟 MF3佐藤駿介 MF7竹田航進 MF8小林駆 MF11中道功至 FW9藤田愛斗 FW10熊取谷一星 互いにスローな立ち上がり。最初のチャンスは前半8分の浜松開誠館。MF11中道功至が滑り込みながらシュートも浜松東GK1本間仁に阻まれる。浜松東も同12分、右からのフリーキックにファーでDF2太田椋が頭で合わせるもボールはゴール上に逸れる。 徐々に浜松開誠館がポゼッション率を高めるとここで試合が動く。同22分、浜松開誠館は左からDF13原田渉夢のクロスをFW9藤田愛斗が収めて左足シュート、右ポストに弾かれるがMF11中道功至がキッチリ詰めて先制する。 浜松開誠館が押し気味に試合を進めるも、浜松東もDF2太田椋のロングスローやMF11鈴木杏飛のセットプレーなどで浜松開誠館ゴールに攻め入る。ゴール後は互いに決定機を欠き前半を終了、1-0浜松開誠館リードで後半戦に突入。 後半開始から選手を3人入れ替えた浜松開誠館が試合を動かす。後半7分、浜松開誠館は突破からFW10熊取谷一星が倒されて得たフリーキックを自ら右足で蹴ると浜松東GK1本間仁触るも弾き出せず追加点を奪取。更には同11分、浜松開誠館はMF7竹田航進がアウトスイングで蹴った左コーナーキックをDF14加藤大晟が打点の高いヘッドで合わせて追加点、3-0とリードを広げる。 同21分にも浜松開誠館は左で得たフリーキックの流れからDF2鈴木雅那斗が中央をオフサイドギリギリで抜け出るとGKと1対1、浜松東GK1本間仁ファインセーブもこぼれ球をDF14加藤大晟が蹴り込み4点目。攻撃の手を緩めない浜松開誠館は同36分にも浜松東ディフェンスラインの裏に落ちたルーズボールに反応した途中出場MF16峰松叶人が競り勝つとGKをキックフェイントで交わして無人のゴールへ流し込むダメ押し弾。 最後まで諦めず攻め続けた浜松東だったが1点が遠く、試合はこのまま5-0で終了。 勝利した浜松開誠館は、準々決勝で名門清水桜が丘と激突する。 (文・写真=編集部)