“子どもの声うるさい”苦情きっかけ 公園廃止問題 放課後の居場所の整備に2億2800万円余り 小学校敷地内に“多目的棟” 荻原健司市長「多くの皆さんに案は了承をいただいていると理解」
長野市は公園廃止問題をきっかけに検討を進めてきた青木島小学校の放課後の居場所の整備について、2025年度をめどに新たな体制に切り替えていく方針を示しました。
「子どもの声がうるさい」など一部住民の苦情がきっかけで、2023年3月に廃止された長野市の「青木島遊園地」。
市は、子どもたちの放課後の居場所の整備について検討してきました。
市は22日、そのプランについて明らかにしました。 公園に隣接する「児童センター」は、校舎内の「子どもプラザ」に統合し、学校敷地内に新設する「多目的棟」を利用します。 送迎に来る保護者のための駐車スペースも整備します。
長野市・荻原健司市長: 「多くの皆さんにこの案は了承をいただいていると理解している」 年内にも多目的棟の建設工事を始める予定で、市は、事業費として2億2800万円余りを12月市議会に提出する補正予算案に盛り込んでいます。