電通と日本気象協会、気象データから未来の消費ニーズを予測する「ウレビヨリ」(β版)を開発
電通と日本気象協会は、全国11エリアの日平均気温、日照時間、降水時間、湿度などの気象状況に応じて商品の需要を予測する指数「ウレビヨリ」(β版)を開発した。
ウレビヨリ(β版)は、スポーツドリンクや制汗剤など、気象要因で生活者のモーメントが左右される約160品目の購買データと気象データを独自手法で解析し、需要の変化を指数化する予測モデル。
日々更新される全国の気象予報情報(日平均気温、日照時間、降水時間、湿度)を常時反映しエリア別、品目別といった視点で需要の変化を最長2週間前に捉えることが可能。生活者のモーメントを事前に予測することで、テレビプラニングやデジタル広告配信をはじめ多様なマーケティング施策が見込める。
電通では今後、様々なプロジェクトと連携を進めることで、カスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)、サプライチェーンマネジメント(SCM)など、多様なマーケティング活動で活用いただけるようサービスを拡充していく。
MarkeZine編集部[著]