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岡本和真は高卒4年目からの松井秀喜と同じ道を辿れるか?

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高校野球ドットコム

 岡本 和真(巨人)が好調だ。6月に入ってから行われた練習試合では、チーム最多となる4本塁打を放ち打線を牽引している。 【写真】豪快なバッティングフォームをしていた、智辯学園時代の岡本和真選手  今年も4番としてチームを引っ張ることが期待されており、原辰徳監督からは、「ビッグベイビーから若大将になる足がかりとして、階段を登っている気はしますね」と称賛されたほど。主将の坂本 勇人が出遅れる可能性もあるなかで存在感を放っている。  そんな岡本は昨年、一昨年と2年連続30本塁打を記録しており、今年は3年連続となる30本塁打以上がかかっている。この3年連続30本塁打は長距離砲であれば、実現はむずかしくなさそうな数字に見えるが、決してそんなことはない。現在3年連続以上30本塁打を継続させているのが、バレンティン(ソフトバンク/4年連続)しかいないことからもそれはよくわかる。  また、今年は新型コロナウイルスの影響で120試合制となった。従来の143試合制から23試合の減少があり、試合数の面でも一筋縄ではいかないことはたしかだろう。  しかし、岡本が6月の練習試合11試合で4本塁打を単純に120試合に換算すると43.6本となる。もちろん、このペースでシーズンを乗り切れる保証はどこにもなく、机上の空論ではあるものの現実離れしている数字でもない。多少ペースが落ちることを考慮しても、30本塁打は十分に実現可能な範囲と言ってもいいだろう。  巨人の歴史を振り返ってみると、生え抜き選手で30本塁打以上を3年以上継続したのは松井 秀喜が最後となっている。  松井は1996年から2002年まで、7年連続となる30本塁打以上を記録し海を渡った。今年から二軍監督を務める阿部慎之助も、3年連続30本塁打以上は記録していないのである。ちなみに岡本と同じ右打者に限定すると、現在チームを率いる原辰徳監督が記録した1985年から1988年の4年連続以来の快挙となる。  岡本は高卒4年目となる2017年に初の30本塁打を記録したが、これは奇しくも大先輩の松井と同じ。その松井は3年連続30本塁打以上となった1998年に、初めての打撃タイトルとなる本塁打王(34本塁打)、打点王(100打点)、最高出塁率(.421)を獲得している。  岡本も松井と同じように高卒4年目から3年連続30本塁打を達成し、さらには初の打撃タイトルを獲得できるだろうか。2代目若大将の打撃から今年も目が離せない。

勝田 聡

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