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岡崎静夏のホンダ クロスカブ110試乗インプレ〈後編〉【どこに行こう、何しよう】

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’09~’10年、MFJレディースロードレースで2年連続王者、全日本GP-MONOを経て’12年からJ-GP3に参戦中の女性レーサー・岡崎静夏さんは、チャーミングな笑顔でも中身はスパルタンな「バイクフリーク」。今回はホンダのスーパーカブをベースにしたクロスオーバーモデル「クロスカブ110」に試乗した。そのインプレッション後編をお届けする。 [関連写真×23枚]岡崎静夏のホンダ クロスカブ110試乗インプレ〈後編〉【どこに行こう、何しよう】

心に余裕がある人にオススメ

走り出してみると、トコトコとゆっくり走るのにピッタリです。というか、トコトコ走ることしかできません(笑)。110cc、8psですから、それはそうですよね。エンジンを高回転域までガンガン引っ張って怒濤の加速……というタイプではないのは、スペックからも明らかです。 じゃあ不満かというと、そうじゃないところがカブの素晴らしいところ。車体の軽さとパワーのバランスがちょうどいいんでしょうね。交通の流れには無理なく乗れるし、加速しようと思えばちゃんと加速するし、フツーの感覚で走っている分にはなんの問題もありません。 〈写真01-02〉「トコトコ走っているだけで楽しいクロスカブ110ですが、タフさや積載性を生かしてプラスαの遊びをしたくなる。オーナーさんのアイデア次第でいろんなスタイルに様変わりしそう」(岡崎さん) そして、四六時中バイクとレースのことで頭の中がいっぱいの自分にとってすごくうれしいのは、ギアがあること!(笑) ロータリー式はちょっと慣れが必要ですが、クラッチ操作なしでカシャンカシャンとギアを変えられるのはやっぱり楽しい! 「シフトダウンの時は、ペダルを踏んでギアを落としつつ軽くアクセルをあおるとスムーズだし、エンブレも調整できるぞ」とか、走りながらいろいろ発見できるのがたまりません。 なおかつ、エンストの心配がないのもイイですよね。「細道に分け入ってみようかな」とか「Uターンしてみよう」とか「ちょっとだけオフロードも走っちゃう?」とか、いろんなことにチャレンジしたくなります。 そうなんです! クロスカブ110がイイのは、移動するだけじゃなくて、プラスαの楽しみ方ができること。そして、「バイクを楽しんでるんだな」という雰囲気が、外から見てもよく分かることです。 たとえば、1時間ぐらい走ってライダーズカフェに行き、店先にクロスカブを置いてお茶してても絵になる感じ。分かりますかね(笑)。配達途中に立ち寄ったのとはひと味違って、ツーリングを楽しんでる様子が伝わってくる絵なんですが……。 個人的には、タンデムしやすそうなのも高ポイント! オプションのピリオンシートを付けて、ガールズタンデムツーリングなんて、ちょっとオシャレだと思いません? ライダーとタンデマーの間にほどよい距離感があって、快適なふたり乗りが楽しめそうです。 いやー、でもやっぱりリヤキャリアにクーラーボックスを積んでバーベキューしたくなるかな~。何人かでバイクで出かけるバーベキューも盛り上がるだろうな~。 ……という具合に、「何して遊ぼっかな」と考えがふくらむクロスカブ110。早く何も心配せずに出かけられる日が来てほしいなぁ……。 〈写真03〉【レッグシールドレス】カブのスタイルを特徴づけるレッグシールドを割愛。より軽快でスポーティーな印象に。 〈写真04〉【ヘッドライトガード】アウトドア遊びが似合うタフさを演出するヘッドライトガード。クロスカブの特徴になっている。 〈写真05〉【LEDヘッドライト】十分な明るさを発揮し今っぽさを演出するLEDヘッドライト。テールランプも最新法規に対応。 〈写真06〉【メーター】スピード、オド、燃料計が設けられたシンプルなメーター。カモ柄がオシャレだ。 〈写真07〉【フロントブレーキ】アンダーブラケットでフロントフォークを保持するユニットステアを採用。「ブレーキはドラムですが、走っていて不満は感じませんでした」(岡崎さん) 〈写真08〉【セミブロックタイヤ】ちょっとしたオフ走行に挑戦したくなるパターン。前後17インチで最低地上高も高められている。 〈写真09〉【スチールフェンダー】フロントフェンダーはスチール製。質感が高いうえに、ちょっと頼もしい印象だ。 〈写真10〉【マッドガード】オフ走行で気になる泥水汚れや飛び石などを抑えてくれるマッドガードを、標準で装備。上のフロントマッドガードはクロスカブ50/クロスカブ110共通だが、下のリヤマッドガードはクロスカブ110専用装備。 〈写真11〉【ロータリー式ペダル】「停車時だけロータリー式の4段リターンギヤは、クラッチレスで気軽に変速を楽しめちゃいます」(岡崎さん) 〈写真12〉【可倒式ステップ】ステップは可倒式でオフロードテイストたっぷり。これもクロスカブ110専用の装備となっている。 〈写真13〉【カートリッジ式オイルフィルター】オイルフィルターはカートリッジ式。アクセスもしやすいのでセルフメンテナンスもカンタン。 〈写真14〉【キックペダル】スターターはセルとキックの併用式。万一バッテリーが上がってもキックがあれば安心だ。 〈写真15〉【ヒートガード付きマフラー】伸びやかなデザインのストレートタイプマフラーにはスリットがたくさん入ったヒートガードを装備。 〈写真16〉【リヤサスペンション&ブレーキ】(上)リアは2本サスペンションを採用し、ストローク量もたっぷりで乗り心地は良好。(下)ブレーキはφ130mmに大径化されたドラム式。パワーに見合った制動力だ。 〈写真17〉【ピリオンステップ】原付二種の証、ピリオンステップを標準装備。オプションのピリオンシートでタンデム可能だ。 〈写真18〉【シート】分厚くて座面も広いシートで、座り心地は快適そのもの。パカッと開くと給油口が登場します。 〈写真19〉【リヤキャリア】「タフな積載を予感させてくれるリヤキャリア。私ならクーラーボックスを積んでBBQに!」(岡崎さん) 〈写真20〉【書類入れ】プラスドライバーで左サイドカバーのネジを1本外すと、書類とヒューズプーラーが収まっている。「サイドカバーの“隠れ機能”に、なぜかちょっとワクワクします(笑)」(岡崎さん) 〈写真21〉【車載工具入れ】シート下前方のセンターカバー内部には車載工具が忍ばされている。カバーはコインで開けることが可能。バッテリーにもここからアクセスできる。考えられたレイアウトだ。 〈写真22〉【ヘルメットホルダー】ちょっとバイクを離れる時に便利。こういう使い勝手にも気を抜かないのが、カブの強み。 〈写真23〉「保持しやすい位置のハンドル、軽量な車体。当コーナー史上もっとも取り回しやすいモデルです」(岡崎さん)

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