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阪神井上1軍早い…2軍で鍛えて成長期待/和田一浩

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日刊スポーツ

<中日5-3阪神>◇15日◇ナゴヤドーム 阪神の高卒ルーキー井上が、2試合目のスタメン出場。 【写真】1回裏中日1死二塁、井上はアルモンテの右前打を後逸し、先制点を献上する ウエスタン・リーグでも本塁打と打点の2冠で、結果を出して1軍に昇格してきただけに楽しみにしていた。しかし、前日の試合でも3打数無安打2三振で、今試合も4打数無安打2三振。残念ながらプロの壁にはね返されてしまった。 当たり前の話だが、打席での内容もまだ1軍で結果を出せるレベルには達していない。2回1死一、二塁からの第1打席も、4回2死三塁からの第2打席も、中日の左腕・松葉の外角チェンジアップを引っ掛けて三ゴロ。7回無死では速球派・福の内角143キロ直球、8回2死一塁では祖父江の外角スライダーを空振り三振。4打席の中で直球は5球だったが、すべて振り遅れの空振り。変化球についていけないのは仕方ないが、まだスピードにもついていけなかった。 結果は出なかったが、高卒1年目で1軍の試合に出られただけですごいこと。足りない部分が分かったはずだ。まずは速い直球に振り遅れないためにどうするのかを考えないといけない。単純にスイングスピードを上げるための体作りは絶対に必要だし、立ち遅れないための構えから変えていかなければいけない。 1、2打席目ではチェンジアップに体勢を崩されて三ゴロだが、同じ崩されるにしても、崩され方がよくない。上半身が突っ込んで泳がされていたが、両膝を柔らかく使って下半身で粘り強く泳いでいくか、後ろの右手を離し、前で拾えるような技術が必要。1軍で活躍するために必要な技術を磨いていくしかない。 大きく育てるなら、課題が見つかった時点で2軍で鍛え直すべきだと思う。使い続けて結果が出なければヤマを張って打つようになったり、こぢんまりと当てにいくようなスイングになりかねない。2位争いをするチーム同士の試合での経験は大きかったはず。経験を糧に大きく育ってほしい。(日刊スポーツ評論家)

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