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阪神がBクラス転落危機 矢野監督「悠輔とチカぐらいかな。自分の打撃できているのは」

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サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、中日3-0阪神、20回戦、阪神11勝9敗、14日、ナゴヤD)Bクラス転落危機-。阪神は中日に0-3で敗れて2連敗。中日に抜かれ、9月10日以来の3位に落ちた。竜のエース・大野雄に2試合連続で完封を許すなど元気なく、矢野燿大監督(51)も「個人個人がちょっと状態が悪い」と言葉に力がない。4位DeNAとも、1ゲーム差。このままでは、2位奪回どころか3位も危ない状況だ。 【写真】「自分のスイングができている」と評価された阪神・大山  反撃の糸口すら見当たらない。約1カ月ぶりに3位に転落。下位の足音も急接近した。仁王立ちする竜のエースになす術なく、矢野監督はナインの苦しい様を見渡した。  「個人個人がちょっと状態が悪いので。それが上がってこないと。いい投手って(を相手には)なかなかつながらない」  九回2死から大山とボーアの連打で一、三塁。最後のチャンスも梅野が投ゴロで終わった。わずか6安打。1度も先頭打者が出塁することなく、完全に大野雄のペース。現在36イニング連続無失点の左腕には、虎もきりきり舞いだ。  新型コロナウイルス感染から回復した主将の糸原を昇格即、2番で起用したが、無安打。9月30日の甲子園に続く完封負けを喫した。矢野虎の2年間でも1勝5敗で、ノーヒットノーランを含む3完封を献上。阪神が同じ投手に2度続けて完封を許すのは、1996年の広島・山崎健以来の屈辱となった。  「(大野雄は)簡単に崩せる状態じゃないけど。だから今言ったこと(個々の状態を上げること)を頑張らないと、相手のペースになっちゃう。悠輔(大山)とチカ(近本)ぐらいかな。自分のポイントで自分の打撃というか、スイングができているのは」  開幕直後は2勝10敗のどん底に、この名古屋で落ちた。当時も「個々の状態」が悩みの種だったが、残り22試合になって逆戻り。9月11日から守ってきた2位の座を失った。  首位巨人と13・5ゲーム差。それでも、このカード前に藤原オーナーから3年契約最終年の来季への期待の言葉をもらった。前日13日に指揮官も「しっかり応えたい」と再出発した矢先に、3位の中日に連敗して順位逆転。しかも4位のDeNAにも1ゲーム差に迫られ、一気にBクラスの危機まで襲ってきた。  「順位は上がったり下がったりする。中日の状態がいいんで。もう食らいついていくしかないし、それが結果なんで」  ライバルに独走を許し、度重なるコロナ問題に揺れた。それでも踏ん張ってきたタテジマの2020年に「息切れ」を付け加えたくはない。 (安藤理)

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