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実は生涯成績が「タイ記録」のレジェンドは?

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週刊ベースボールONLINE

 王貞治の残した通算868本塁打のように、球史に残るレジェンドの通算成績はほかの選手よりも突出している。そのため、歴代上位の通算成績を複数の選手が記録するというのは珍しいのだ。今回は、そうしたあまり例のない「実は通算成績がタイ記録のレジェンド」を紹介する。

本塁打に安打、通算記録で並ぶレジェンド

●通算2543安打 衣笠祥雄・福本豊  数ある通算成績ランキングの中で、最も高い位置で並んでいるのが広島のレジェンド・衣笠祥雄と、阪急のレジェンド・福本豊だ。ともに通算2543安打を放っており、歴代安打ランキングでは5位タイ。通算安打数は4ケタのため、上位になればなるほど同数になることが珍しいのだ。 ●通算2157安打 広瀬叔功・秋山幸二  通算安打ランキングでは、南海で活躍した広瀬叔功と、西武で活躍し、後に南海の後継球団であるダイエーに移った秋山幸二が2157安打で並んでいる。広瀬は南海黄金期を支え、秋山はダイエーに移籍して後の常勝軍団の礎を築いた選手。時代は違えど、同じ球団で戦った選手がタイ記録で並んでいるのは興味深い。

●通算504本塁打 張本勲・衣笠祥雄  球史に残る名打者・張本勲は通算504本塁打を放っており、これは歴代7位となる偉大な記録。実は衣笠祥雄も同数で並んでいるのだ。ちなみに、張本と衣笠は、NPB史上3人しかいない500本塁打、200盗塁も並んで記録している(残る一人はミスター赤ヘル・山本浩二)。 ●通算363盗塁 西村徳文・松井稼頭央  盗塁ランキングでは、ロッテでプレーした西村徳文と、西武などで活躍した松井稼頭央がタイで並んでいる。松井は全盛期にMLBに挑戦したため、記録はこの数でとどまった。仮にそのまま西武に残ってプレーしていれば両者が並ぶことはなかっただろう。 ●通算394二塁打 広瀬叔功・田中幸雄・福留孝介  通算二塁打では、南海の広瀬叔功と日本ハムでプレーした田中幸雄、現在阪神でプレーしている現役の福留孝介の3人が394二塁打、歴代14位タイで並んでいる。現在球界最年長の福留だがバッティングは衰えを知らず、今シーズン2人を超えて順位を上げることは間違いない。

●通算163セーブ 増井浩俊・山崎康晃  通算記録の上位で現役選手同士が並ぶ珍しい例が、オリックスの増井浩俊とDeNAの山崎康晃だ。共に通算163セーブでランキング12位タイ。両者ともに球界を代表するリリーバーなので、今シーズンはどちらがリードするのかに注目だ。  最後は現役選手で並んでいる例を紹介したが、このように球史に名を残すレジェンドが残した通算記録の中には、同数で並んでいるものがある。衣笠と福本が安打数、衣笠と張本が本塁打数で並んでいることを知らない人も意外と多いのではないだろうか。 文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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