「TOKYO ART BOOK FAIR 2024」が東京都現代美術館で11月28日から開催。国内外のアートブックやZINEが一挙集結
約300組の出版社、ギャラリー、アーティストが一堂に
「TOKYO ART BOOK FAIR 2024」が、東京都現代美術館にて、11月28日~12月1日の4日間にわたって開催される。 14回目の開催を迎える「TOKYO ART BOOK FAIR」は、アートブックやZINEの魅力を伝えるイベント。今回は国内外から約300組の出版社、ギャラリー、アーティストらが一堂に介する。
「ゲストカントリー」企画はドイツの出版文化を紹介
毎回ひとつの国や地域に焦点を当て、出版文化を紹介する「ゲストカントリー」では、ドイツを特集。 ベルリンを拠点に活動するアーティスト、ステファン・マルクスがこれまでに手がけた約90冊のアーティストブックを展示する「Die Hefte」、世界最大規模のアートブックフェア「MISS READ: The Berlin Art Book Fair & Festival」のポスターや、同フェアが出版界を牽引する人物たちにインタビューした映像、書籍の展示などを行う「MISS READ, posters & from 2009-2024」、老舗出版社Verlag der Buchhandlung Walther und Franz Königの貴重なアーカイヴから100冊以上の書籍を時系列で展示する「Verlag der Buchhandlung Walther und Franz König Archive」、「世界一美しい本を作る」と言われるSteidlによる約1100タイトルのヴィジュアルブックをすべて集めたサイトスペシフィックな展示「Steidl Book Culture」といった企画が予定されている。 あわせて、マルクスや、「MISS READ」を主宰するミハリス・ピヒラー、キュレーターの中島点子、書店do you read me?!、クリエイティブエージェンシーStudio YukikoがセレクトしたアートブックやZINEが並ぶ選書コーナーも登場する。