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アビガン原薬を増産 富士化学工業、7月にも

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北國新聞社

 富士化学工業(富山県上市町)は17日、新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の原薬を増産すると発表した。富士フイルム(東京)からの協力要請に応じて人員、設備を増強し、7月にも増産を開始する。

 原薬は薬の有効成分で、製剤化する富士フイルム富山化学(東京)から委託を受け、富士化学工業などが生産する。富士フイルムは9月に月約30万人分を製造する目標を掲げ、増産を開始している。

 富士化学工業は今月上旬から、上市町の郷柿沢(ごうかきざわ)工場で原薬の製造を再開した。増産に向け、薬品分野の有機合成の経験者ら20~30人を新規雇用し、新たに製造設備や検査機器を導入し、倉庫を増築する予定。生産した原薬は富士フイルムに納入する。

 富士化学工業の広報担当者は「増産は社会的な責務と捉え、迅速、確実に供給できるよう最大限努力したい」としている。

北國新聞社