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水を飲めば肌も潤う?「乾燥肌」改善のために本当に必要なこと

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ハーパーズ バザー・オンライン

肌が乾燥して水分を失っているように見える時、1日に水を飲む量を増やすと効果があるように直感的に思う。でも、実際、水分を欲している肌を内側から潤すことはできるのだろうか? 【写真】絶対に従ってはいけない、根拠のない健康アドバイス35 「乾燥肌の原因と解決法は、単に水を飲むよりずっと複雑です」と、スキンケアの専門家ポーラ・ビーグーンは説明する。「1日にグラス8杯の水を飲めば体にはいいですが、乾燥肌を解消してはくれません。それで済むなら、乾燥肌の人はいなくなります」 「もちろん、適切な水分補給が必要です」と、Woodford Medicalの美容皮膚科医マーヴィン・パターソン医師も加える。「しかし、それは単なる一要因。水を“余分に“飲むと肌の見た目がよくなるというのは都市伝説にすぎません」

パターソン医師は、「体には本来、水分バランスを調整する機能が備わっていて、不必要な水分は排出されますから、体が自然に必要とする量以上の水を飲むよう勧めるのは無意味」と、感じているという。しかし、ビーグーンは、学術誌『Clinical Cosmetic Investigative Dermatology』に掲載された、ある小さな研究では、「水を飲むことは乾燥肌に役立つとされているが、改善にはグラス16杯(3.79リットル弱)の水を飲むことが必要で、改善の程度は統計上のものであり、実際にはほとんどの人の目に違いがわかるものではないと示されています」と指摘する。 もっと水を飲みたいなら、それ自体は悪いことではない。しかし、糖分無添加の水や、糖分やカフェインたっぷりではない、フルーツやハーブのお茶を選んでみて。

とはいえ、専門家2人が肌の水分補給で見過ごしてはいけない不可欠なことだと同意するのは、肌のトリートメントだ。 「肌の表皮層の上の12~15の細胞から成るバリアをちゃんと機能させることが重要です」と、パターソン医師は説明する。「このバリアは、外部からの余分なものを排除するだけでなく、その下にある肌の水分保持を助けます。それに加えて、肌に水分を閉じ込めるために、潤いを適切なレベルに保持する成分が必要です」 ビーグーンも同意する。「どんなにたくさん水を飲んでも、セラミドやヒアルロン酸、オメガ脂肪酸、レシチン、グリセリンといった潤い補給成分が含まれた製品を使うのと同じ効果は得られません。これらの成分は肌や環境の中にある水分と作用し、バランスのとれた水分レベルを保ち、水分ロスを防いで、多面的に肌状態を向上させるのです」 肌の潤いを保ちたかったら、スキンケア製品を使って肌の水分保持能力を高め、バリア機能を強化してみよう。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK

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