水面に、頭上に、ひまわりが咲き誇る!豊洲「チームラボプラネッツ」夏の特別演出
東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」にて、ミュージアム内の作品《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》に、期間限定でひまわりが咲き誇る空間演出が登場した。イベント大好き記者が、内覧会で最新演出を含め全エリアを体験した。 【写真】《坂の上にある光の滝》《やわらかいブラックホール》など「Water Area」全作品
ゆりかもめ「新豊洲駅」1A出口より徒歩1分にあるチームラボとDMM.comによるデジタルアートミュージアム「チームラボプラネッツ」。入り口には4月に登場したパブリックアート《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》がゆらめいている。 同館は「Body Immersive」というコンセプトのもと、身体ごと超巨大な作品に没入することが特長。館内では水に入る作品もあるため、荷物や靴をロッカーに預けてから入館する。 最初の《呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色》は、霧の苔庭の中に銀色の卵のようなovoidが林立する作品。ovoidは押したり風で倒れたりすると、音を奏でながら起き上がり、周囲のovoidも呼応するように音を奏でる。夜間にはovoidが光を放ちながらその色が伝播し、より一層幻想的な光景が広がるという。
次の作品《Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体》は、鏡張りの部屋の天井から約1万3000株の本物のランの花が吊るされたインスタレーション。ランの花に近づくと、ランの花が呼応してゆっくり上昇していく。人に反応した花が次々と上昇していくさまは“モーセの十戒”のようで息を飲む美しさ。 その後は「Water Area」へ。足を水に浸しながら《坂の上にある光の滝》を進み、《やわらかいブラックホール》と呼ばれる部屋でクッションのような床に足を取られ、《The Infinite Crystal Universe》では、天井から光を放つクリスタルが吊るされ、その空間に専用アプリで立体物を投げ込むことで、光の雨が永遠に変化していく。