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「もう どう広告したらいいのかわからない」キンチョウの新聞広告、潔さが話題 「6通り」のトーンを用意

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 「もうどう広告したらいいのかわからないので。」 KINCHOこと大日本除虫菊(大阪市)の「率直」な新聞広告が、SNSで話題になっています。新型コロナウイルスの感染拡大によって、1ヶ月先の世の中の様子も予想できない中で生み出された「ケースバイケース」の広告に、ツイッターでは「潔くて好き」「めちゃくちゃユーモアある」などの声が上がっています。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子) 【画像】「もう どう広告したらいいのかわからない」キンチョウが用意した「6タイプ」はこちら

「もうどう広告したらいいのかわからないので。」

 話題となっているのは、「くん煙剤」の効き目を煙を使わずに実現したというKINCHOの新商品、ゴキブリ駆除剤「ゴキブリムエンダー」の新聞広告です。  まず目に入ってくるのは、大きく書かれた「もう どう広告したらいいのかわからないので。」というコピー。その下にはこのように説明されています。  《日々状況が変わる毎日です。だれも、先のことはなにも想像できない2020。   この広告の掲載日に、世の中の空気はどうなっているのか、人々の気分はどんな調子なんだろうかと考えあぐねて、いろんなバリエーションを用意しました。》  4月中旬に決定し、緊急事態宣言が解除される前の5月初旬に制作されたというこの企画。「緊急事態・外出自粛などが、まだ継続している場合」を想定した「Kタイプ」、「いまだ学校などが完全に再開されていない場合」を想定した「Iタイプ」など、6通りのケースとともに、QRコードが掲載されています。  QRコードを読み取ると、それぞれの状況を想定して制作された広告が表示されます。例えば、前述の「Kタイプ」であれば、「いまだから、やろう!在宅殺虫!」と、「STAY HOME」中のゴキブリ退治を提案。「これは、ゴキブリにとっての緊急事態かもしれない」という文言もユニークです。  「近いうちに収束するぞ!と先行きの見通しが立ってきた場合」の「Cタイプ」では、「そろそろ、ゴキブリの話をしよう」と、落ち着きを取り戻しつつある生活にゴキブリ退治をそっと差し込みます。それぞれのシチュエーションに合わせて、さまざまなトーンで商品が宣伝されています。  また、文章の頭文字をとった「タイプ名」を縦に並べると、「KINCHO」の文字になっているなど、細かな仕掛けも用意されています。

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