マーベリックスのルカ・ドンチッチがトリプルダブル達成回数で歴代7位に浮上 歴代6位の指揮官も称賛
日本時間12月8日(現地7日)、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチがトロント・ラプターズ戦で30点、13リバウンド、11アシストと2試合連続のトリプルダブルを達成した。チームも125-118で勝利し、7連勝を飾っている。 ドンチッチがトリプルダブルを達成したのは通算79回目。78回だったウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)を追い抜き、歴代7位に浮上した。 試合後、自身の現役時代にトリプルダブルを107回達成し、歴代6位にランクインしているジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は、「彼をベンチに座らせておかないと」とジョークを飛ばしつつ、ドンチッチの多才さを褒め称えた。 「信じられない偉業だ。私たちはいつも彼にトリプルダブルを期待しているし、トリプルダブルが当たり前とさえ思っている節もある。今は彼の調子が上がっているのが分かるだろう」 ドンチッチはこのラプターズ戦、前半だけで15点、6リバウンド、8アシストを記録していた。その後第3クォーター残り1分58秒にリバウンドを奪い、トリプルダブルに到達。なお、ラプターズの前に対戦したワシントン・ウィザーズ戦でも21点、10リバウンド、10アシストを記録していた。ドンチッチにとってトリプルダブルは、決して特別なことではなくなっている。 マーベリックスは11日(同10日)にオクラホマシティ・サンダーとNBAカップ準々決勝を戦う。ドンチッチは3試合連続となるトリプルダブルで、チームを勝利に導くことができるか。 歴代トリプルダブル達成回数ランキングは以下の通り。 1位:ラッセル・ウェストブルック(デンバー・ナゲッツ/200回) 2位:オスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/181回) 3位:二コラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ/139回) 4位:マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ/138回) 5位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/119回) 6位:ジェイソン・キッド(元ダラス・マーベリックスほか/107回) 7位:ルカ・ドンチッチ(マーベリックス/79回) 8位:ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ/78回) ―:ウィルト・チェンバレン(元レイカーズほか/78回) 10位:ドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス/62回)
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