約3割の人が悩む乾燥肌、うるおいを逃がさないニベアボディ初の「吸着浸潤処方」の実力
「乾燥肌対策って長期戦だ。」というコピーに共感を覚える、ニベア花王の新商品・薬用ボディミルク『ニベア リペアエキスパート』。乾燥肌用と超乾燥肌用の2タイプがリリースされ、TVCMには一年中乾燥肌に悩みを抱える俳優の菊池凛子さんが起用されている。 今回は、高機能ボディケアアイテムである『ニベア リペアエキスパート』が開発された背景と、処方の特長、肌タイプ別に必要なボディケアについて取材した。
約3割が体の乾燥に悩んでいる! 高機能ボディケアニーズの高まり
ーニベアボディから4年ぶりに新商品がリリースされましたが、今年発売となった背景について教えてください。 石川: 近年ボディケア市場は伸長傾向にあり、とくに高機能ボディケアのニーズが高まっています。ユーザーのボディケアがより習慣化していると言えますが、その背景には多くの人が身体の乾燥悩みを抱えているという実情があります。 当社の調査では、3割の人が肌のカサつき、粉吹き、荒れに悩んでいて、とくに肘、かかとの乾燥が気になっていることがわかりました。ここに注目して開発したのが、『ニベア リペアエキスパート』です。 ー『ニベア リペアエキスパート』は高機能ラインですが、他のニベアボディシリーズと異なる点を教えてください。 石川: 『ニベア リペアエキスパート』は、乾燥に悩む人、とくにボディケアによるべたつきが苦手な人のことを考え抜いて開発しました。 実は深い乾燥悩みがある人こそ、べたつきが苦手と感じる傾向があります。べたつきによって衣服による摩擦を感じやすく、肌への違和感を覚えやすいのです。 『ニベア リペアエキスパート』は、これまでのニベアボディの商品と比べてべたつきが少ない処方になっています。また当社の新技術である“吸着浸潤処方”により、深い乾燥悩みがある人でも、肌の表面と角層内部にうるおいがしっかり留まり、しっとり感が続く設計が実現しました。
コクのある保湿感とのびのよさを両立させた、独自の“吸着浸潤処方”
ーその新たな技術、“吸着浸潤処方”について詳しく教えてください。 増永: 乾燥肌、超乾燥肌の肌状態に合わせて設計した処方です。べたつきにくく、のびのよいミルクで、塗り広げると肌表面に吸着する化粧膜を形成し、うるおい成分が角層に留まって、持続的な保湿効果を発揮することが期待できます。 うるおいが留まりやすくするために、保湿成分をたくさん入れることは簡単ですが、べたつきやのびが悪くなります。しかし、油性成分を厳選し、原料の配合バランスを最適化することで使用感のよさと効果を両立しました。 『ニベア リペアエキスパート』は、ユーザーの使いやすさ、お手入れの続けやすさを考えてポンプタイプにしていますが、ポンプタイプではある程度、低粘度である必要があります。 ミルクでありつつもクリームのような使用感やしっとり感を得られるという、相反する特徴をもつ処方開発はとても大変でした。