【WORK AT HOME 家で働く、心地よく。】デザインの良い収納家具
資料やステーショナリーはすぐ使えるように整理しながら、美しく収納したいもの。書類や道具がテーブルや机の上にいつも出ていると、目に入るたび仕事モードになってしまう。だから仕事道具はまとめて収納し、しっかりオンオフを切り替えたい。 机上を整えるオーガナイザーのほか、トロリーやキャスター付きのキャビネットなら、部屋の中での移動もしやすく、必要な時だけ必要な場所へ持ち運べるのもいい。 【続きを読む】ハンドルがないミニマルなキャビネット
インテリアを映し出す、アートなキャビネット
バウハウスの精神を受け継ぐドイツの家具メーカー、テクタのキャビネット。マルセル・ブロイヤーがデザインしたキャビネットをベースに、ドイツ人アーティストのFlorian Borkenagenがリ・デザインしたもの。全面ミラー仕上げで周囲の物を映し出し、一見するとインテリアに溶け込むようでありながら、各引き出しに付けられた異なる取手がユニークに個性を主張する。この家具があるだけで、空間に緊張感とアートな雰囲気が生まれるアイテム。キャビネット下部にはキャスターを内蔵しているので、思いのほか移動も容易だ。
収納力抜群のコンテナに、 仕事道具をまとめて。
360度トレイが回るコンテナは、コンスタンティン・グルチッチのデザイン。ダイニングテーブルやソファで仕事をする際に近くに置いておけば、袖机のような役割も果たしてくれる。各引き出しは書類やノートパソコンも入るサイズ。引き出しごとに目的や用途を分けて収納すれば、仕事の効率もアップしそうだ。2サイズあるのに加え、カラー展開が豊富なのもうれしい。
文:佐藤早苗 写真:岡村昌宏(CROSSOVER)