【フルコン空手全日本】新極真王者・入来建武が貫禄の優勝、全世界ウエイト制へ必勝誓う=JFKO
5月22日(土)23(日) 大阪府立体育館にて300を超えるフルコンタクト空手団体・道場が集結する(公社)全日本フルコンタクト空手道連盟(以下JFKO)の『第7回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』が行われた。 男子重量級の決勝では、豪快なパワーの打ち合いとなった。 新極真会の”体重無差別”全日本王者の入来建武(新極真会 東京城南川崎支部)がバチバチの打撃戦を見事制し、判定3-0で後藤優太(空手道MAC)に勝利し優勝を飾った。 【動画】”素手、素足の激しい打ち合い”後藤の飛びヒザで技あり、決勝は入来が怒涛の打ち合いに勝利 後藤は準決勝で、前回優勝・亀山真を上段ヒザ蹴りによる合わせ一本勝ちで撃破。入来は前回準優勝で、一昨年・昨年の新極真全日本連覇者だ。得意のローを効かせて勝ち上ってきた。 後藤は序盤からローをバンバン入れてゆく。入来も”これがローだ”とばかりに得意の右ローを連打し返す。後藤が入来を足払いでこかす場面も。 後藤は膝蹴りからの左ロー、さらには突きの連打までと快調で、中盤は若干入来の手数が落ちる。 しかし最後は入来得意の回り込むステップからパンチからローキック、後藤も応戦するが、若干受けに周り気味だ。このロー合戦に会場も大きな拍手で大盛り上がりとなった。 判定は3-0で入来が貫禄の優勝を決めた。 入来は「前回は準優勝、今回は必ず勝つという気持ちを持って臨みました」とコメント。コロナ禍により2年ぶりの有観客試合だが「観客が見てくれているおかげで、僕自身幸せに戦えました」と語る。9月に行われる新極真の全世界ウエイト制大会重量級で「必ず優勝します」と必勝を誓った。 また、軽量級で魚本尚久真が”見えない左ヒザ”で一本勝ちで優勝、中量級では後迫龍輝が2度目の優勝を果たした。