【ラジオ日本賞】1番人気アウトレンジが乱ペースをしのいでオープン初V 横山和生「この馬の力ですね」
15日の中山11R・ラジオ日本賞(3歳上オープン、ダート1800メートル)は、横山和騎乗で1番人気のアウトレンジ(牡4・大久保)が勝利。入り乱れる展開を巧みにさばいて、オープン初Vを飾った。勝ち時計は1分52秒2(良)。 アウトレンジは序盤にハナを切ったが、レース中盤でパライバトルマリンが一気に押し上げてくると先手を譲り、2番手に控える形。4コーナー手前で再び仕掛けて先頭を奪い返して、そのまま押し切った。初騎乗で勝利に導いた横山和は「こういう特殊な馬場で、馬自身もここでというよりはこの先、重賞戦線で戦っていくと考えて、苦しい形の競馬を取らせてもらいました。応えてくれたのはこの馬の力ですね」とパートナーを称賛。続けて「まだこれから覚えることはありますが、またここから一つずつ進んでいってほしいと思います」とさらなる飛躍に期待を寄せていた。
東スポ競馬編集部