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アメリカのアーティストがコロナでのアジア人差別に反対する「StopDiscriminAsian」を結成。「アートコミュニティに最大の影響を与える」

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美術手帖

 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延するなか、アジア人への人種差別の急増も世界各地で報告されている。それに立ち向かうため、アメリカのアーティストたちが反人種差別グループ「StopDiscriminAsian」を結成した。  「ARTnews」によれば、アーティストのケネス・タムは今年3月、「WE ARE NOT COVID 」と題されたグーグル・スプレッドシートを作成。ユーザーがパンデミックのなかで経験したアジア人への人種差別の事例を投稿することができるものだ。  今回のグループは、このスプレッドシートから触発されたもの。グループに参加するアーティストたちは、4月よりZoomを通じて定期的にミーティングを行っており、アジア人やアジア系アメリカ人がパンデミックのなかで直面している課題への関心を高めることを目指している。  5月7日、ロサンゼルス・カウンティ美術館や、韓国系のアーティストやアート専門家によるグループ「GYOPO」と協力し、同グループは最初のオンライン・トーク・イベントを開催。俳優のボウウェン・ヤンや、詩人のキャシー・パーク・ホング、アーティストのアニカ・イなどが、反アジア人種差別についての講演を行った。  このグループは今回の取り組みについて、「新型コロナウイルスがいかにして人種で区別されてきたか、そしてその人種区別がアジア人に対する反感や攻撃をどのように加速させてきたか」としつつ、「アーティストとして、私たちはアートコミュニティに最大の影響を与えることができ、そのために全力を尽くす」と強調している。

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