断然人気のスリーキングスが接戦制す 外ラチ激突の岩田康誠「今日は素質だけで走ってくれた」【日曜中京5R・2歳新馬】
日曜(15日)の5R、中京芝2000メートルで行われた2歳新馬戦は、単勝1・7倍の断然人気を集めたエピファネイア産駒スリーキングス(牡・上村)がV。中団から早めに先頭に立つと、直線で一旦は2着キントラダンサーに前に出られたが、それを差し返して勝利を決めた。勝ち時計は2分02秒9(稍重)。 鞍上の岩田康は「半信半疑なところはあったけど、今日は素質だけで走ってくれた。まだこれからの馬だけど、バテない強みがあるね。一頭になってハミが外れたけど、馬が来たからもう一回ファイトしてくれた」と振り返った。上村調教師は「調教通りだった。最後は1頭になってフワッとしたけど、馬が来たらまた伸びたように余力があった。新馬としてはいい内容で勝てたんじゃないかな」と合格点をつけた。 なお、ゴールを通過した後も、2着馬と馬体を併せる形になり、コントロールが利かずそのまま止まらずに2頭とも外ラチに激突するアクシデントがあったが、上村調教師は「馬は大丈夫。調教から馬に寄っていく幼いところがあるからね。次走は馬の様子を見て考えたい」と伝えた。
東スポ競馬編集部