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常に「D」は不経済! AT車でも積極的に「ギヤチェンジ」すべき理由とは

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イマドキのAT車の大半がMT操作可能

 AT車はDレンジに入れればクラッチ操作とシフト操作なしでイージーにドライブできるのが大きな魅力だ。そこで気になるのが「燃費を向上させる際にもDレンジ任せでいいのか?」ということかもしれない。 【写真】MT車には付けてほしくない「おせっかい」装備!  近年のCVTを含めたAT車はシフトプログラム(シフトアップ&ダウンのタイミングなど)もよく考えられているため、Dレンジ任せでも燃費は十分いいのだが、「状況によってはドライバーによるシフト操作もしたほうが燃費は向上する」というのが結論だ。  AT車でドライバーによるシフト操作も加えた方がいい具体的な走行シーンを挙げよう。

1)高速巡航でもトップギヤに入っていない場合

 そういったケースは輸入車のほうが多いのだが、シフトアップのタイミングが日本の速度域では遅い場合。このケースは街乗りだけでなく、とくに7速以上の多段ATの輸入車だと高速道路のペースでもトップギアに入らないということも少なくない。燃費を稼ぎたいならパドルやMTモードでシフトアップするといい。  だが、ディーゼル車はエンジン回転が極端に低い=負荷が小さいと黒煙の原因となる煤がDPF(煤を集めるディーゼル・パティキュレート・フィルター)に溜まりやすくなる。DPFに煤が溜まると熱くなったDPFに燃料を吹いて除去する再生が行われるのだが、DPFの再生は軽油を吹くだけに燃費は低下する。  その折り合いを考えると、ディーゼル車はドンドンシフトアップして極端に低いエンジン回転で走るのと燃費がいいとも言えないので、注意が必要だ。

2)長い下り坂を走行する場合

 下り坂や後続車がおらず長い距離で減速できるといった場合には、ATでもシフトダウンしてエンジン回転を1500回転程度以上に上げアクセル全閉にすれば、燃料を使わないで進める燃料カット状態となり燃費が稼げる上に、エンジンブレーキが効くのでブレーキの負担も減り安全と一石二鳥だ。  またホンダや三菱自動車のハイブリッドカーに着くパドルシフトは、パドルでエンジンブレーキ(というよりはアクセル全閉での回生制動)を空走状態からバッテリーへの電気の戻りが大きい強い状態まで調整できるので、こちらもうまく使うとペダル操作なしで楽に燃費を稼げることもある。  空走状態といえば、輸入車ではエコモードにするとアクセル全閉時には空走状態にとなって燃費を稼ぐ(ブレーキ操作やシフトダウンすれば空走状態は即解除される)というモデルもあるので、こういった機能も使うとAT車の燃費はより向上するだろう。

永田恵一

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