岐阜県美術館で特別展「ロートレックとその時代」 3月14日まで
フランスの画家ロートレックをはじめ、19世紀末に活躍した画家の作品を紹介する特別展が、30日から岐阜県美術館で始まりました。 この特別展は、岐阜新聞創刊140年を記念して開かれたもので、19世紀末にフランスのパリを舞台に活躍した画家たちと、そのフランスで油彩画を学んだ日本の画家の作品が一堂に展示されています。 このうち、ロートレックは、近代化が進む中、最先端の印刷技術を駆使して斬新なポスターを発表し、その大胆な色彩とダイナミックな構図が、時代を象徴する芸術表現として注目されました。 また、会場には、同じ時代に活躍したルドン、モネ、ルノワール、彫刻家のロダンの作品など200点あまりが並んでいます。 また、この時代、油彩画を学ぶ日本人は主にフランスに留学していて、山本芳翠や黒田清輝など、帰国後に日本画壇をリードした画家の作品があわせて展示されています。 この特別展は、3月14日まで岐阜県美術館で開かれています。