あなたはどのタイプ?専門家が解説する「人間関係」における5つのタイプ
人間関係は、人生の大きな部分を占める。今ほど、強くそう感じる時はないかもしれない。 家族であれ友人、知人、恋人、オンラインでも現実の関係でも、どんな関係もすべて私たちに喜びと同時に、いいものもそうでもないものもあるにせよ、広範にわたる感情を与えてくれる。 【写真】熱愛から破局までにどんなドラマが? セレブカップルの別れの事件簿40 「人間関係は、個人と個人の間に築かれるものですから、どのような結びつきの中でもどんな人とその関係を成立させようとしていて、一緒にいる時の関係性はどんなものか、個人としても自分はどんな人間か、関係性における自分はどんな人間かなど、いくつか考えるべきことがあります」とCounselling Directory(イギリスのカウンセラーやセラピスト検索のウェブサイト)のメンバー、ビバリー・ブラックマンは説明する。 「自分が同じパーソナリティだと思っている人がほとんどですが、1人でいる時の自分と、人間関係の中で表面化してくる自分の性格的な特徴が異なる人がいかに多いか、驚きます。それはすべて、各個人の精神病理学(過去や子どもの頃の人間関係の経験をもとに築かれた心のあり様など)によって異なるのです」 「例えば、非常に独立心が強い人は、恋愛では非常に服従的か共依存になるかもしれません。なぜなら、愛されたり関係性を続けたりするためには、相手を喜ばせる必要があると経験から学んでいるからです。同様に、上司に対してかなり服従的な人は、仕事で服従的になる必要があるのを緩和する方法として、恋愛ではかなり過剰に支配的になるかもしれません」。 自分にはどんな関係性にあるのか、必ずしも明らかにわかるとは限らないが、どのスタイルなのか判断する目を持っていると役に立つ。そこで、以下に5つの異なる人間関係のタイプと、自分はどのタイプなのか分析する方法をビバリーが教えてくれた。
1:健康的な関係
健康的なカップルの関係は、2人の個人の間で折り合いをつけて築かれているもの。つまり、それぞれの個人が深いレベルで相手を心から気遣い、尊重し、相手の経験に関心を持ち、理解できるということです。 2人の人間のバランスで、信頼や誠実なコミュニケーション、妥協が必要です。突然やってくるわけではなく、一目惚れがすべてでもありません。相互関係の上に築かれた深いつながりです。 自分の心にも相手に対しても正直で、バランスをとりながらコミュニケーションし折り合いをつけることができる2人の人間であることが必要。心のなかで、お互いが相手を支えることが求められるのです。