今年度絶好調・渡辺和史四段、谷合廣紀四段との熱戦制す/将棋・叡王戦
将棋の叡王戦段位別予選(四段戦)が12月12日に行われ、渡辺和史四段(26)が谷合廣紀四段(26)に143手で勝利した。 【動画】叡王戦では藤井聡太二冠と杉本昌隆八段の師弟対決も 2020年度は前日までに24勝9敗、勝率.727(公表分)と絶好調で、対局数、勝数、勝率、連勝(9連勝)の4部門全てでトップ10入りしている渡辺四段は、谷合四段の四間飛車に対して、居飛車で対応。形勢が二転三転する終盤では、一時敗勢まで追い込まれた場面もあったが、そこから挽回。逆転で勝利を収めた。 叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。17人が参加する四段戦からは優勝者1人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。 (ABEMA/将棋チャンネルより)