役満&最高スコアでド派手にあけおめ!堀慎吾、2021年初戦に大爆発の9万点超トップ/麻雀・Mリーグ
9万点超のド派手なトップで、高らかに新年の始まりを告げた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」1月2日の第1試合で、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)が自身5勝目をゲット。2021年の初戦で役満・四暗刻を達成し、今期の最高スコアを更新した。 【動画】堀慎吾、役満・四暗刻の瞬間 この試合の対局者は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、堀の並びでスタート。セミファイナル進出に向けて勢いに乗りたい2021年最初の一戦だけに、各チームとも今期ここまでエース級の働きを見せる好調選手を起用した。 そんな中で強さを見せつけたのは、2020シーズンより新たにKADOKAWAサクラナイツに加入し、“ガチ枠”という前評判にふさわしい実力を発揮している堀だった。東2局には手に4枚あった7索を2枚落とす柔らかい手順から、守備をしっかりと意識しながらツモ・七対子・ドラ2の8000点を加点。そして最大の見せ場となったのは、連荘してトップ目で迎えた東4局1本場だ。 9巡目に役満・四暗刻をテンパイしてリーチをかけた堀は、その2巡後に9筒を暗カン。リンシャンツモでアガリ牌の2索を引き当てると、視聴者からは「うおおおおお」「きたーーー!」「すげええええ」「あけおめー!」といったコメントが殺到。新年の祝砲というにはあまりにも強烈な4万8000点(+300点)のアガリで、持ち点は一気に8万点を突破した。 その後もさらに点棒を稼ぎ、Mリーグの今期最高スコア記録を更新する9万2900点でゲームを締め括った堀。試合後のインタビューでは「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と丁寧に挨拶し、対局中のクールな表情から一転、「いい年ですねぇ、2021年」と嬉しそうな笑顔を見せた。 これ以上なくめでたい結果で2021年の第1試合を飾った堀の新年の抱負は、「サクラナイツの優勝に貢献できるように、自分が活躍できたら。そんな1年にしたいです」というもの。2021年もMリーグを舞台に多くのドラマが生まれることを予感させてくれたのはもちろん、昨年末の内川幸太郎(連盟)の勝利に続いて、一足早い“サクラの季節”の到来を思わせるような圧勝劇だった。 【第1試合結果】 1着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)9万2900点/+112.9 2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)1万8600点/▲1.4 3着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)700点/▲39.3 4着 渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)-1万2200点/▲72.2 ※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)