【シンキングPEが輝く!!】シーバスビッグベイトゲームを変える「ライン」選びの妙!
メインターゲットはベイトフィッシュを追う回遊ランカーシーバス
東京湾のボートシーバスの戦略が以前とは変わっている点もビッグベイトゲームの人気に関連しているようだ。 遠藤「昔のように居着きのシーバスを釣るのは難しくなってきている。僕らは基本的には回遊のシーバスを狙っています」 オープンエリアの回遊シーバス狙いでキーになるのがベイトフィッシュの存在で、秋は大型ベイトのコノシロが現れやすくビッグベイトが有効となる。その主力の一つがビッグペンシルベイトだ。 遠藤「シーバスにルアーの存在を気づかせやすい。使い方はゆっくりと左右に幅広くしっかり首を振らせます。この釣りは一人より複数人で投げるほうが良く釣れるんですけどね」 一つのビッグペンシルより二つ、三つと同時に水面を騒がせるほうが、魚を誘き出しやすい。また、回遊シーバスを狙うには広範囲を探るための飛距離も重要。 遠藤「50g未満と100gを超えるルアーを同じタックルで扱うのは正直難しい。やはり専用ロッドが必要で、トラブルが少なく飛距離が出て扱いやすいラインも欠かせません」
PEラインの使い分けがビッグベイトゲームの戦略を広げる!
遠藤さんが表層系のビッグベイトで使っているラインはアップグレードX8(XBRAID)。 遠藤「60g程度のビッグベイトをメインに使うライトめのタックルだとアップグレードX8の2号にリーダーは30lb。12、3cmのミノーなどレギュラーサイズのルアーを使うときは1.2号にリーダーは25lb。僕は15年以上、メインラインにアップグレードX8を使っています。良く飛んで扱いやすいし、強度があって耐久性も高い。品質が非常に安定していて安心して使えます」 PEラインを使い分けるのも遠藤流ビッグベイトゲームと言えるだろう。シンキングPEラインのオードラゴンX8でフローティングビッグバイブレーションをより深く潜らせ、コノシロの群れの中を突き切らせて捕食のスイッチを入れるといったメソッドもあり、PEラインの使い分けでバイトチャンスを増やし、その楽しさを広げることができる。