【ふたご座流星群 まもなく始まる】 16日間天気予報 流星観察の計画を立てよう!【観察&撮影のポイント/スマホで流星を撮るには】
■【ふたご座流星群】観察の計画を立てよう! 「ふたご座流星群」がまもなく始まります。毎年ほぼ一定して多くの流れ星が見られ、極大期には1時間あたり60個と予想される三大流星群のひとつです。一晩中観測できるチャンスがあって、流星出現期間は12月4日(水)~、極大期は12月14日(土)未明と予想されています。 【画像を見る】【ふたご座流星群 まもなく始まる】 16日間天気予報 流星観察の計画を立てよう!【観察&撮影のポイント/スマホで流星を撮るには】 『月の満ち欠け』と『ふたご座流星群』の出現時期をまとめました。 『月』は12月1日(日)が新月で、15日(日)が満月です。 極大期が満月直前で条件的にはあまり良くありませんが、『ふたご座流星群』は明るい流星も多く流れるため、国立天文台は『月明かりに負けない明るい流れ星を観察しよう』『東京付近でも極大期には、1時間に約40個期待できる』としています。 ■各地の16日間予報 冬ということもあり、大平洋側は晴れる日が多く観測に適した夜が多いですが、日本海側は雨や雪の日が多い予想です。 ■ふたご座流星群を見るには・・・ 放射点がある「ふたご座」を見つけましょう。 1)まず「オリオン座」を探します(”3つ並ぶ星”が目印)。その左側に「ふたご座」があります。 2)「冬の大三角」も目印になります(ペテルギウス・プロキオン・シリウス)の左側です。 3)放射点が分からなくても気にすることはありません。放射点付近を中心に空全体を見渡すように観察しましょう。 ■観察の注意点&撮影のコツ 冬場ですので防寒対策、そしてトイレの対策は必要ですが、それ以外では・・・。 1)目を暗がりに慣らすために最低15分は粘りましょう。 2)イスや寝袋などを準備すると便利です。 3)写真を撮る方は、絞りは開放、ISO1600~3200、シャッタースピードを15秒~30秒ぐらいに設定しましょう。スマートフォンのカメラでもマニュアルモードで撮影できる機種もあります。 ■スマートフォンで流星を撮影するときは・・・ 1)『三脚とホルダー』を使って手ブレを防ぎましょう。 2)『動画撮影』にチャレンジするときは、電池の消耗が激しいので『充電済み』で『モバイルバッテリー』を準備し、『スマホ内の空き容量』を確保しておきましょう。 3)iPhoneでもアンドロイドでも『星空撮影用のアプリ』が各種あります。有料のものもありますが、専用のアプリで好みのものを探しておくといいでしょう。
来週には『ふたご座流星群』が始まります。観察や撮影しようと考えている方は、計画を立て準備しておきましょう。
南日本放送