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「事故物件」サイト管理人・大島てる「『呪怨:呪いの家』を観て真っ先に、実際にある物件を思い浮かべました」

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本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。7月23日(木・祝)の生放送は、「海の日・怪談納涼会Special」をオンエア。ゲストに事故物件公示サイト「大島てる」の管理人・大島てるさんを迎え、“事故物件”について伺いました。

やしろ:今日の放送は、「海の日・怪談納涼会Special」と題して、リスナーさんから寄せられた不思議な話などを紹介しています。大島さんは霊感があるとか、そういうことではないんですよね? “事故物件のプロ”ということですか? 大島:はい。残念ながら幽霊を見たとか、そういうようなことはありません。(事故物件は)普通の消費者として、もちろん“嫌だ”と言う側です。なんとなくわからないからこそ、気持ち悪いという立場です。 やしろ:ちなみに大島さんは、“事故物件”が登場するNetflixのオリジナルシリーズ「呪怨:呪いの家」は観ました? 大島:はい。もちろんです。時間があまりなかったにもかかわらず、最後まで一気に観てしまって、次の日のスケジュールにかなり影響が……。 やしろ:出ますよね。僕も同じです。1話観たら、まったく止まらなくなってしまって。あの吸引力はすごかった……。 大島:ちょっと、やめてほしいくらいでした。 やしろ:変な言い方ですが、1話目くらいが、また“ほど良い怖さ”なんですよ……。「呪怨:呪いの家」は、とある家に巻き起こる“呪いの連鎖”を描いているのですが、実際にある呪いの家と聞くと、僕たちはどうしても、事故物件というものを重ねてしまうのですが。事故物件の定義というのは、どういったものですか? 大島:本当に簡単に言うと、“人が亡くなった経歴のある不動産”。それだけです。看取られた死は除かれます。おひとりで亡くなることを“孤独死”という言い方がありますが、看取られていれば孤独とは言わないので。 やしろ:事件ではない場合でも、不動産屋さんは開示義務がありますか? 大島:冷やかし客ではなくて、契約する意思があるお客さんに対しては、告知しなければならない義務が法的にはあります。ただ、それが守られない場合もありますし、“この場合は告知しなくていいんじゃなかったっけ?”と勝手に解釈されている場合もあります。 やしろ:悪気があるわけじゃなくて? 大島:はい。ちなみに(事故物件公示サイト「大島てる」において)私が何よりも重視していることは、その事故物件の隣や向かい、あるいは事故物件が多いエリアに住みたくない……という方が(物件を探すときに参考にしてもらえるように)地図にして、誰でも見ることができるようにしたいなというところです。 例えば、Netflix「呪怨:呪いの家」のような“呪いの家”が隣にあったとして、“隣だからいいじゃないか”と思えるかどうかということです。 やしろ:あの作品を観た後なので、僕はまったく思えないです。ぶっちゃけ、同じ町でもちょっとキツイです。 大島:呪いの家に住みたい人には、きちんと告知する義務があるし、みんなそのルールを守って開示しているんだから“お前のサイトなんかいらないんだよ”と言われがちですが、隣家の場合は言わなくていいというのが現状の法律ですから。 ただ私は、引っ越し先の家の窓を明けると向かいに呪いの家が……という状況は勘弁なので、そうならないためにも、地図を見れば一目でわかるこのサイトが1番ではと思っています。 (中略) やしろ:そもそも大島さんは、どうして事故物件を調べるようになったのですか? 大島:もちろん、それは私自身が、こういう「訳アリ物件」「いわく付き物件」が嫌だからです。買う側だったのですが、大金を投じた後で、実は“呪いの家”だった……というようなことを知らされたくないと。避けるために情報を集めておきたいというのが、そもそもの話でした。 やしろ:事故物件を嫌だと思う理由は? 大島:“見えないもの”だからこそです。逆に見えれば、そこを避ければいいだけですから。でも見えなければ、すぐ隣にいるかもしれない。あるいは、どうなるかわからないというところが怖い。ちなみに、Netflix「呪怨:呪いの家」を観て真っ先に、実際に神奈川・横浜にある物件を思い浮かべました。 やしろ:ちょっと……。例えば、同じ家で何回も事件が起きるとか、明らかに他の事故物件とは違う何かを感じるとか、経験上そういうことはありますか? 大島:そうですね。例えば新宿・歌舞伎町のように、あちこちで人が亡くなっているような場所だと“当たり前じゃないか”と言われてしまいますが、高級住宅街のほうが、人が亡くなったという情報が目立ちます。ましてや、それが2回、3回……と続くと“何だこれは!?”とびっくりしてしまいますね。 やしろ:2回、3回と続くよう場所が実際にあるのですか? 大島:この活動を15年続けてきた経験上、3回まではあります。今のところ、それを超えるのはないです。 やしろ:それは土地的なものなのか、何か特別な力が動いているのですか? 大島:それを上手く説明できればよかったのですが、残念ながら……。“なんで?”と言われてもわからない。だから気色悪いと。そういう話に至ってしまいます。 ちなみに、先ほど(「呪怨:呪いの家」に出てくる“呪いの家”のような物件が)神奈川にあると申し上げたのは、この番組のスタジオが東京にあって、東京の話をすると差支えがあるという忖度ではなくて。大体ヤバい事件・事故現場は神奈川なんですよ。これは、“事故物件あるある”なので。 やしろ:大島さん……神奈川の方もたくさん聴いています……。 大島:神奈川は海が近いので、“海の日”のトークとしてはちょうどいいと思います。 やしろ:いや……ちょうどよくないです……。 (TOKYO FMの番組「Skyrocket Company」放送より)

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