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無人島に持っていく時計を選べ ブライトリングCEOの答えは

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NIKKEI STYLE

 スイスのブライトリングは主力の「クロノマット」や「ナビタイマー」で新作を相次ぎ投入した。クロノマットは1980年代モデルで採用したルーローブレスレットを復活させた洗練されたデザインで、「幅広いシーンに対応する時計」をアピール。ナビタイマーでは初めて女性用を発売し、活動的な女性顧客を獲得する考え。新作発表に合わせて日本のメディアとのインタビューに応じたジョージ・カーン最高経営責任者(CEO)は「基幹コレクションの機能と美しさを一段と磨き、コンテンポラリーで身近なラグジュアリーブランドを目指す」と話した。 【写真はこちら】時計各社、新作を競う 名作「復刻」もトレンド

■パイロット向けから発展

 日本市場でのブライトリングの売り上げの25%を占める主力商品が「クロノマット」だ。83年にイタリア空軍飛行チーム、フレッチェ・トリコローリのために開発し、84年に市販された。当時はパイロットのための腕時計はまだ珍しく、クロノマットはブライトリングが世界的なブランドへと飛躍するきっかけともなった。  新作は80年代のモデルをベースにデザインを刷新した。最大の特徴は筒状のコマが連なったルーローブレスレットを復活させたこと。ビンテージ感があるシックな印象に生まれ変わった。装着感にこだわり、横から見るとフラットなケースの横にブレスレットがまっすぐ落ちるように設計した。80年代モデルに搭載されていたライダータブも採用した。自社開発ムーブメント、キャリバー01を搭載する。  ダイヤルはシルバー、カッパー、ブルーのほか、日本限定の黒ダイヤルや高級感あふれる18Kレッドゴールドもそろう。「機能性がありジーンズにもスーツにもタキシードにも合う。美しい部分をリバイバルさせてオールパーパスウオッチとしての位置付けを明確にした」(カーンCEO)という。並々ならぬ時間を費やした新作の仕上がりには満足しているという。「各国のメディアから、『もし無人島に行くときに1つブライトリングの時計を持っていくとしたら、何を選ぶか』とよく質問される。以前は答えに迷ったが、いまは喜んで、クロノマットだと言うことができる」  航空用回転計算尺が特徴の「ナビタイマー」では女性のためにデザインされた35mmの新作が登場。ベゼルにビーズ装飾を施し、ダイヤルはシルバー、ブルー、カッパー、マザーオブパールの4色がある。2019年、ブライトリングではダイバーズウオッチ「スーパーオーシャン」の女性用がヒット。「エレガントに偏ることのないブライトリングのスポーツラインは、女性にも好意的に受け入れられる」(同)と自信をみせる。  「スーパーオーシャン」では57年モデルを現代的に解釈したカプセルコレクション「スーパーオーシャン ヘリテージ '57 」を発表した。57年モデルはすり鉢状の凹型回転ベゼルで有名になり、大きめのインデックスとともに強い印象を与える。新作は50~60年代の自由で楽しいサーファースタイルに着想し、バリエーション豊富なラインアップを充実させ、限定のレインボーカラーやNATOストラップで個性を表現できる。

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