船橋の森泰斗騎手が引退会見「心技体の心の部分と体の部分が衰えてきたと感じた」
今日29日の騎乗を最後に騎手引退を発表している船橋の森泰斗騎手(43)が同日、騎乗を前に正午から船橋競馬場で引退記者会見を行った。 勝負服姿で会場に登場。引退を決断した一番の理由として、「心・技・体の、心の部分と体の部分が自分の中で衰えてきたと感じた。2年前ぐらいから思うような騎乗ができないことが増えてきた」と語った。 今日の8鞍を最後に、全国リーディング5回、南関リーディング8回の名手がムチを置く。また、引退セレモニーが12月16日に実施される。 ◆森泰斗(もり・たいと)1981年(昭56)1月11日、千葉県生まれ。千葉県騎手会所属。98年4月に足利の佐藤和伸厩舎所属でデビュー。同18日に宇都宮3Rで初騎乗、同20日に宇都宮6Rで初勝利。00年に引退、01年6月に同厩舎所属で再デビュー。北関東の競馬廃止により、05年6月に船橋の松代真厩舎所属で南関東デビュー。15~16、19~21年に全国リーディング、14~16、18~22年に南関東リーディング獲得。地方通算2万8325戦4444勝、中央通算210戦11勝(29日の騎乗前時点)。重賞はヒガシウィルウィンで制した17年東京ダービー(S1)など71勝。