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ドームツアー中止でも彼らは止まらない。セカオワが見すえる「ライブ」の未来【#コロナとどう暮らす】

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BuzzFeed Japan

準備は整っていた

――音楽制作のあり方も変容を迫られている部分があると思います。在宅でのレコーディングに関して苦労することはないですか? Fukase:僕らはもともと、生バンドっぽくない。そもそもドラマーとベーシストがいない、打ち込みっていう形式を取っているので。 言ってしまえば、バンドの形式をとったクリエイター集団。なので以前から、ほとんどLINEでのやりとり、音源データのやりとりでつくっていたんです。 各個人に直接電話して、「こういう感じにアレンジしてほしい」「こうやって楽器を入れてほしい」みたいな。 セッションをやることも当然あるんですけど、一番最初のテンポを決めるとか、本当にざっくりした雰囲気をつくる時ぐらいで。 そもそも、「会ってスタジオで録る」ということにそこまで重きを置いてなかったので、スムーズといえばスムーズでしたね。 たとえば海外のアーティストとコラボレーションする際も、実際にスタジオ入ったりするとお金も時間もかかっちゃって大変。 ここ数年、そういう形でデータのやりとりをしてきたので、僕らにとっては準備が整っていたというか。すごくやりやすかったです。

リモートでレコーディング

Nakajin:レコーディング・スタジオやリハーサル・スタジオに集まれないなかで、僕の周りのミュージシャンの皆さんも自宅を仕事場化する人がすごく増えてます。 宅録機材をどんどん買いそろえて、新しい環境を整えて。コロナ禍が過ぎ去ったとしても、そうやって一度できた環境はなかなか変わらないと思うんですよね。 ――レコーディング作業は、具体的にどうやって進めていったのでしょう。 Saori:緊急事態宣言が出た次の日ぐらいからレコーディングをする予定だったんですけど、スタジオに行くことができなくなってしまって。 それで、つくった楽曲の楽譜をストリングスや管楽器の奏者さんに送って、自宅で録音していただいたものを送り返してもらって…という風につくりました。 新曲の『umbrella』『Dropout』はコロナの前に完成していたのですが、(レコーディングを予定していた)その曲は制作時期が完全にコロナとかぶってしまったので、リモートで進めました。 「ステイホーム」「おうちにいよう」みたいなことが歌詞になってるわけじゃないんですけど、奏者さんの自宅で録っていただいたので、やっぱりその環境は音に反映されているかな、と思います。

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